市場ニュース

戻る
 

【材料】トヨクモが一時14%高、12月末を基準日として1株を2株へ株式分割

トヨクモ <日足> 「株探」多機能チャートより
 トヨクモ<4058>が急反発し一時、前週末比620円(11.4%)高の6070円に買われている。13日の取引終了後、12月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これが好感されている。投資単位あたりの金額を引き下げることで、より一層の投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図ることが目的という。

 同時に発表した第3四半期累計(1~9月)単独決算は、売上高7億8200万円、営業利益1億6300万円、純利益1億500万円となった。前年同期は四半期決算を発表していないため比較はないが、前四半期末と比較して有償契約数は、安否確認サービスが132件増加して1921件へ、kintone連携サービスが394件増加して3842件へ、合計で526件増加の5763件と順調に増加し、計画通りに進捗した。

 なお、20年12月期通期業績予想は、売上高10億3600万円(前期比36.1%増)、営業利益1億9200万円(同97.7%増)、純利益1億2000万円(同67.3%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均