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【市況】後場の日経平均は282円安でスタート、キーエンスやダイキンが安い/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 25238.21 (-282.67)
TOPIX  : 1696.03 (-30.20)

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比282.67円安の25238.21円と前場終値より若干下げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横這いで推移。アジア市場は下げが目立っている。為替は1ドル=104円90銭近辺と朝方より円高で推移。午前の日経平均は米国市場が下落した流れを受けて、反落でスタートした。寄り付き後は「感染拡大によるGoToキャンペーンの制限をしない」との菅首相の発言が伝わり、底堅い値動きをする場面があったが、高値警戒感や新型コロナの感染拡大による経済への影響を懸念して、投資心理が悪化し徐々に下げ幅を拡大した。午前のTOPIXの下落率はマイナス0.5%を超えていることで、後場の日銀のETF買いの公算は大きいもようだ。後場の日経平均は前場終値より若干下げ幅を拡大してスタート後、一時は300円を超える下げとなる場面があったが、その後は下げ幅を縮小している。

 セクター別では、ゴム製品、不動産業、空運業、陸運業など下落率上位となっており、全セクターが下落となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、トヨタ<7203>、キーエンス<6861>、ダイキン<6367>が安い、そのほか、ソニー<6758>、ファーストリテイリング<9983>、任天堂<7974>、東京エレクトロン<8035>、日産自動車<7201>が高い。
《HH》

 提供:フィスコ

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