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【材料】カルタHDは続落、20年12月期営業利益予想を上方修正も材料出尽くし感強まる

カルタHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 CARTA HOLDINGS<3688>は続落している。10日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、営業利益を25億円から32億5000万円へ、純利益を16億円から16億5000万円へ上方修正したが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

 パートナーセールス事業で新型コロナウイルス感染拡大の影響による広告キャンペーンの中止・縮小が生じたことや、コンシューマー事業で一部の新規事業が計画していたほどには立ち上がらなかったことにより、売上高は230億円から220億円へ下方修正した。ただ、人材採用やプロモーション活動に関する費用が計画していたほどには発生しなかったことに加えて、積極的なコストコントロールを行い販管費が想定を下回る見通しであることが利益を押し上げるとしている。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高163億2100万円、営業利益25億7800万円、純利益13億7200万円だった。

出所:MINKABU PRESS

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