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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:NOK、日野自、フロンテオ

NOK <日足> 「株探」多機能チャートより
■NOK <7240>  1,222円  +133 円 (+12.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率2位
 NOK<7240>が大幅続伸となっている。同社は21日取引終了後に、21年3月期通期の連結業績予想を修正。営業損益見通しは従来の228億円の赤字から、108億円の赤字(前期は120億2800万円の黒字)に上方修正した。売上高見通しは前期比15.4%減の5302億円(従来予想は4880億円)に引き上げた。中国などで自動車生産が復調してきたことに伴いシール事業の売り上げが回復傾向にあるほか、電子部品事業でもスマートフォン向けの販売が想定を上回って推移していることが主な要因だとしている。

■イーグル工業 <6486>  876円  +65 円 (+8.0%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 イーグル工業<6486>は大幅続伸。21日の取引終了後、21年3月期業績予想について、売上高を1234億円から1241億円(前期比12.7%減)へ、営業損益を18億円の赤字から11億円の黒字(同80.9%減)へ、最終損益を34億円の赤字から1億円の黒字(同96.6%減)へ上方修正したことが好感されている。上期において、新型コロナウイルス感染症の影響で一般産業機械業界向け事業及び航空宇宙業界向け事業の減収幅が想定より拡大する見通しだが、自動車・建設機械業界向け事業は減収幅が抑えられる見通しであることが寄与する。また、プロダクトミックスや固定費の支出が抑止されたことなども利益を押し上げる。

■日野自動車 <7205>  794円  +32 円 (+4.2%)  11:30現在
 日野自動車<7205>が大幅続伸している。同社は21日、中国の電気自動車(EV)大手BYDと商用EV開発の新会社設立に向けて合弁契約を締結したと発表しており、これが好感されている。新会社は2021年に中国国内での設立を予定しており、日野自とBYDがそれぞれ50%ずつ出資する。両社の強みを掛け合わせて商用EVおよび電動ユニットの開発を行い、主にアジア市場における顧客ニーズに最適な商品をスピーディーに実用化することを目指すとしており、まずは20年代前半に日野ブランド車の市場投入を計画しているとしている。

■FRONTEO <2158>  836円  +31 円 (+3.9%)  11:30現在
 FRONTEO<2158>が続伸。前日は一時ストップ高に買われた後上げ幅を縮小し長い上ヒゲをつける形となったが、きょう改めて買い直されている。人工知能(AI)を活用したリーガルテック事業を主力とするが、最近ではこの高度な技術力を横展開しライフサイエンス分野への応用で新境地を開拓している。特に新型コロナや認知症分野でのAIを使った研究開発に期待が大きい。21日には日本マイクロソフトと高齢化社会における医療DXを目指した協業開始を発表したが、市場では「(マイクロソフトと連携して)患者の話す言葉からAIが認知症の有無を判定するシステムを開発するというのは、材料としても斬新」(中堅証券株式部長)という見方があり、断続的な買いを呼び込んでいる。10月中旬以降の株価調整局面でも信用買い残高は高止まりしていたが、日々の出来高流動性が高く、株式需給面でも重さがない。

■西松屋チェーン <7545>  1,675円  +49 円 (+3.0%)  11:30現在
 西松屋チェーン<7545>が全般軟調相場に逆行し上値指向を強めている。同社は子ども用アパレルの専門店だが、低価格戦略を前面に押し出し消費者ニーズを捉え、業績は絶好調に推移。新型コロナ感染拡大で収益環境に逆風が吹く小売セクターの勝ち組銘柄として、株価も年初来高値圏を走る異彩の強さを発揮している。21日取引終了後に発表した10月既存店売上高は前年同月比23.7%増と高成長を継続しており、これを手掛かりに改めて投資資金を誘導している。

■三洋化成工業 <4471>  4,495円  -355 円 (-7.3%)  11:30現在  東証1部 下落率9位
 三洋化成工業<4471>が急反落。21日の取引終了後、日本触媒<4114>との共同株式移転による経営統合を中止すると発表しており、これが嫌気されているようだ。両社は当初、20年10月1日付で経営統合を行うとしていたが、新型コロナウイルス感染拡大や原油及び石油製品相場の急落などにより、業績や事業環境の見通しが不透明になったことを踏まえ、21年4月1日に延期することを公表していた。しかし、その後も両社を取り巻く事業環境が悪化したことで、経営統合を中止することを決定したという。なお、通期業績予想への影響は精査中としている。

■アンジェス <4563>  1,012円  -23 円 (-2.2%)  11:30現在
 アンジェス<4563>は3日続落、ここ急速に下値を探る展開を余儀なくされており、きょうは一時43円安の992円まで売り込まれ、フシ目の4ケタ大台を割り込んだ。同社株が4ケタ大台を割り込むのは4月23日以来半年ぶり。一部メディアで国産の新型コロナワクチンの実用化が2022年までずれ込むとの見通しが示されたことや、直近では米製薬大手のファイザーが日本で新型コロナワクチンの治験を開始したと発表したことが、同社株にはネガティブ材料とみなされた。信用買い残が多く追い証発生に伴う投げ売りを誘発しやすい状況にあるほか、「比較的経験の浅い個人投資家がこぞって同社株を高値で買っており戻り売り圧力が強く、押し目買いも入りにくい状況にある」(中堅証券マーケットアナリスト)という声が出ている。

■国際石油開発帝石 <1605>  527.6円  -10.9 円 (-2.0%)  11:30現在
 国際石油開発帝石<1605>、ENEOSホールディングス<5020>などが売りに押される展開。前日の米国株市場ではシェブロンやエクソンモービルなどのエネルギー関連株が売られ全体相場の地合い悪化を助長した。WTI原油先物価格が1ドル67セント安と急落、終値ベースで1バレル=40ドル3セントと今月12日以来となる40ドル台割れが目前となっている。東京市場でも原油市況と株価連動性の高い資源開発関連株や石油元売りセクターにネガティブ材料として作用している。

■トヨタ自動車 <7203>  6,965円  -44 円 (-0.6%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株が軟調。前日の米国株市場で主要株指数が終盤崩れマイナス圏で引けたほか、足もとドル・円相場でドル売りの動きが強まり1ドル=104円台半ばまで円高に振れたことなどが逆風材料となっている。輸出セクターのなかでも自動車セクターは特に為替感応度が高く、輸出採算悪化への警戒感が募る。トヨタの21年3月期通期想定為替レートは1ドル=105円と厳しめに設定されていたが、実勢はそのラインを下回ってきた。

■サマンサJP <7829>  170円  +50 円 (+41.7%) ストップ高   11:30現在
 サマンサタバサジャパンリミテッド<7829>はストップ高。21日に同社が展開するブランド「Samantha Thavasa Petit Choice(サマンサタバサプチチョイス)」と人気スマートフォン向けゲーム「ディズニーツイステッドワンダーランド」のコラボアイテムを発売すると発表しており、これが刺激材料となっているようだ。財布やバッグを中心に展開し、10月21日から11月19日の期間限定で完全受注販売という。発表を受けて、親会社のコナカ<7494>株も急騰している。

■今村証券 <7175>  1,399円  +300 円 (+27.3%) ストップ高   11:30現在
 今村証券<7175>がストップ高。21日の取引終了後に発表した21年3月期上期(4~9月)の決算速報で、営業収益20億9600万円(前年同期比43.1%増)、営業利益6億3500万円(同4.3倍)と大幅増収増益を達成したことが好材料視されている。前年同期に比べ株券、債券、受益証券の受け入れ手数料が増加したことが主因という。なお、上期決算の発表は10月28日を予定している。

■システム・ロケーション <2480>  1,976円  +301 円 (+18.0%) 一時ストップ高   11:30現在
 システム・ロケーション<2480>が続急伸し、一時ストップ高の2075円に買われ年初来高値更新した。21日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を10億7000万円から11億200万円(前期比3.5%増)へ、営業利益を3億9000万円から4億4300万円(同4.2%増)へ、純利益を2億8000万円から3億2000万円(同2.1%減)へ上方修正したことが好感されている。自動車流通業界向けの各種支援システムへの需要が順調に推移したほか、自動車ファイナンス業界向けシステムが従量課金増などにより伸長したことが要因としている。

■レッグス <4286>  1,372円  +203 円 (+17.4%) 一時ストップ高   11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 レッグス<4286>が一時ストップ高と急騰。21日取引終了後、20年12月期連結業績予想の増額修正を発表したことが評価された。売上高は150億円から155億円(前期比6.2%減)に見直したほか、営業利益は5億円から7億円(同38.2%減)、純利益は6億円から8億円(同31.2%減)に修正した。同社は販促グッズ企画などマーケティング活動の支援を行っているが、流通顧客向け物販および流通顧客向けプレミアム(景品・賞品)が好調に推移しており業績を見直した。なお、今期期末一括配当は従来予想の1株当たり18円を23円(前期比11円減)とすることも明らかにした。

■丸八証券 <8700>  910円  +70 円 (+8.3%)  11:30現在
 丸八証券<8700>がマドを開けて買われ、前日比13.1%高の950円まで上値を伸ばした。21日の取引終了後、21年3月期第2四半期(4~9月)の決算速報値を発表。営業収益14億3400万円(前年同期比17.0%増)、経常利益2億9400万円(同3.1倍)に拡大しており、これを好材料視する買いが入っている。委託手数料が増加したことが収益拡大の要因となったという。なお、正式発表は10月27日を予定している。

■東邦金属 <5781>  1,665円  +89 円 (+5.7%)  11:30現在
 東邦金属<5781>が続伸。21日取引終了後、東京証券取引所が22日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上とする)を解除すると発表。日本証券金融も増担保金徴収措置の解除を発表しており、資金流入の活発化を期待する買いが優勢となっている。

●ストップ高銘柄
 ランシステム <3326>  675円  +100 円 (+17.4%) ストップ高   11:30現在
 買取王国 <3181>  1,024円  +150 円 (+17.2%) ストップ高   11:30現在
 ポバール興業 <4247>  1,110円  +150 円 (+15.6%) ストップ高   11:30現在
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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