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【市況】東京株式(前引け)=反落、米株安と円高嫌気しほぼ安値引け

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 22日前引けの日経平均株価は前営業日比184円61銭安の2万3454円85銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は4億780万株、売買代金概算は8346億9000万円。値上がり銘柄数は349、対して値下がり銘柄数は1749、変わらずは74銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場はリスク回避の売りに押される展開となった。前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合指数など主要株指数が終盤に崩れたことや、外国為替市場で1ドル=105円を割り込む円高に振れたことなどが主力株中心に売りを誘発した。日経平均は朝方売り込まれた後、いったん下げ渋る動きをみせたが戻し切れず、前引けにかけて売り直された。2万3500円台を下回り、ほぼ前場の安値圏で着地した。東証1部全体の8割の銘柄が下落している。

 個別では任天堂<7974>、ソニー<6758>などが軟調、キーエンス<6861>も値を下げた。トヨタ自動車<7203>も冴えない。JR東日本<9020>の下げが目立ったほか、メディカル・データ・ビジョン<3902>が大幅安。ニトリホールディングス<9843>も1000円を超える下落。ジーンズメイト<7448>、キューブシステム<2335>などが急落した。半面、ファーストリテイリング<9983>がしっかり、島忠<8184>、日本電産<6594>なども堅調。レッグス<4286>が一時ストップ高に買われ、NOK<7240>も値を飛ばした。コナカ<7494>も物色人気に。

出所:MINKABU PRESS

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