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【市況】9日の株式相場見通し=一進一退か、欧米株高も目先上値に重さ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 9日の東京株式市場は強弱感が対立し、日経平均の上値は重く一進一退の動きとなりそうだ。前日の欧米株市場は総じて上昇した。米国株市場では追加経済対策への期待感から引き続き買い優勢の地合いが続き、NYダウ、ナスダック総合指数ともに続伸しており、この流れを引き継ぐ展開が予想される。ただ、米追加経済対策の成立については、民主党ペロシ下院議長がトランプ米大統領の提案を支持しないと伝わるなど依然不透明だ。NYダウも一時マイナス圏に沈むなど安定性を欠いた。東京市場では主力株の上値は重く高安まちまちの地合いが想定される。

 8日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比122ドル05セント高の2万8425ドル51セントと続伸。ナスダック総合株価指数は、同56.381ポイント高の1万1420.980だった。

 日程面では、きょうは8月の家計調査、8月の毎月勤労統計速報値など。また、オプションSQ算出日。海外では中国財新非製造業PMI、8月の米卸売在庫・売上高など。韓国市場と台湾市場は休場。

出所:MINKABU PRESS

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