【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … 凸版、ＤｙＤｏ、アイフリーク　(8月21日～27日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の水準から28日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　アイフリーク <3845>
　21年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益は9800万円の赤字(前年同期は4200万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.2　水道機 <6403>
　20年3月期の連結経常利益は前の期比94.2％減の0.5億円に大きく落ち込み、従来予想の13.3億円を下回り、増益予想から一転して減益で着地。

▲No.4　明星電 <6709>
　21年3月期第1四半期(4-6月)の経常損益(非連結)は1億8800万円の赤字(前年同期連結は7100万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3845> アイフリーク 　ＪＱ 　 -16.57 　　8/26　　　1Q　　　　赤拡
<6403> 水道機 　　　　ＪＱ　　 -8.62 　　8/26　本決算　　　　　－
<7590> タカショー 　　東１　　 -7.81 　　8/26　　上期　　　132.72
<6709> 明星電 　　　　東２　　 -7.60 　　8/27　　　1Q　　　　赤拡
<7519> 五洋インテ 　　ＪＱ　　 -6.25 　　8/25　本決算　　　　　－

<6462> リケン 　　　　東１　　 -4.63 　　8/26　　　1Q　　　-87.42
<7911> 凸版 　　　　　東１　　 -3.52 　　8/27　　　1Q　　　-49.41
<6164> 太陽工機 　　　ＪＱ　　 -1.85 　　8/27　　上期　　　-71.61
<2590> ＤｙＤｏ 　　　東１　　 -1.38 　　8/27　　上期　　　 37.54
<6899> ＡＳＴＩ 　　　東２　　 -0.25 　　8/24　　　1Q　　　　赤転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース