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【通貨】外為サマリー:1ドル105円80銭近辺で推移、手掛かり材料難で模様眺め

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=105円77銭前後と前週末の午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安となっている。

 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=105円80銭前後と前日に比べ横ばいで取引を終えた。この日に発表された米8月製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値や、米7月中古住宅販売件数が市場予想を上回ったことを受けて一時106円07銭まで上昇。ただ、米長期金利が低下したことが重荷となり、買い一巡後は押し戻された。

 これを受けた東京市場は動意に乏しく、105円80銭近辺で方向感なく推移。午前9時00分過ぎには105円94銭まで強含む場面もあったが、前週末のNY市場で上値の重さが示されたことから追随買いは広がらなかった。週初であるほか、日経平均株価が前週末の終値を挟んで推移するなど手掛かり材料にも欠け、模様眺めムードが強い状況となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1795ドル前後と前週末の午後5時時点に比べ0.0040ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=124円76銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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