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【特集】ネクスグループ Research Memo(8):当面はIoT関連事業及びその活用製品・サービス開発に集中(1)

ネクスG <日足> 「株探」多機能チャートより

■今後の見通し

1. 2020年11月期の業績予想
ネクスグループ<6634>の2020年11月期業績予想については、期初計画では売上高が前期比3.6%減の9,670百万円、営業利益は92百万円(前期は633百万円の損失)、経常利益は93百万円(同678百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は9百万円(同1,272百万円の損失)を予想していた。

しかし、新型コロナウイルス感染症が及ぼす影響額について、緊急事態宣言による売上の減少は予想されるものの、今後の取り組みを見込んだ正確な予測が困難であるとし、期初予想値を一旦取り下げることとした。

確かに、新型コロナウイルス感染症拡大の今後の状況については予測不能であり、同社の各事業に与える影響も正確な予測は困難である。しかし、いずれにしても今後は「withコロナ」の新生活様式に対応したビジネスモデルに早期転換させていく必要があるものと思われる。そういった意味で、同社の各事業がシナジーを発揮して、特にIoT関連事業のノウハウを核とした新製品・新サービスを早期に確立していくことが重要と弊社では考える。

以下に、直近でリリースされた同社の新製品・新サービス及びそれらにかかる事業提携、実証実験などのトピックスを紹介する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹)

《YM》

 提供:フィスコ

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