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【材料】グリコの上期営業利益は計画を上振れて着地

グリコ <日足> 「株探」多機能チャートより
 江崎グリコ<2206>がこの日の取引終了後、第2四半期累計(1~6月)連結業績を発表しており、売上高1659億7500万円、営業利益87億3100万円、純利益62億8300万円となった。19年12月期に決算期を変更したため、前年同期との比較はないが、従来予想の営業利益54億円を上回って着地した。

 冷菓部門が堅調に推移したことで国内売上高は増収となったが、新型コロナウイルス感染症の影響で海外が落ち込み売上高は従来予想の1705億円を下回った。ただ、外出自粛要請に伴う旅費交通費の減少や経費、広告費、販促費の下期への繰り延べがあり、計画を上回った。

 なお、20年12月期通期業績予想は、売上高を3660億円から3580億円へ下方修正したものの、営業利益180億円、純利益125億円は従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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