東エレク <日足> 「株探」多機能チャートより
東京エレクトロン<
8035>、レーザーテック<
6920>が続伸するなど半導体製造装置関連株が仕切り直しの動きをみせている。前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数が史上最高値を更新したほか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も2%近い上昇で反発に転じ最高値を更新した。半導体市況の中期的な回復を先取りする形で引き続き物色人気が継続しており、これが東京市場にも波及している。東京市場では、米国株市場に追随する形で半導体セクター全般は買いを集めていたが、直近では7月30日に21年3月期の大幅減益予想を発表したアドバンテスト<
6857>が翌日ストップ安に売り込まれるなど大きく値を崩し、これがネガティブサプライズとなって他の半導体関連株にも株価の下落圧力が及んでいた。しかし、足もとは再び買い直される動きとなっている。
出所:
MINKABU PRESS