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【市況】東京株式(前引け)=前日比178円安、円高の進行などを警戒

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 29日前引けの日経平均株価は前日比178円33銭安の2万2479円05銭。前場の東証1部の売買高概算は5億6517万株、売買代金は約1兆299億円。値上がり銘柄数は436、値下がり銘柄数は1652、変わらずは75銘柄だった。

 日経平均株価は下落。下げ幅は一時200円を超えた。前日のNYダウが下落したほか、足もとで円高が進んでいることが警戒されている。個別では、決算発表で業績悪化予想を明らかにした銘柄への売りが先行している。

 決算発表での業績悪化を受け、キヤノン<7751>やファナック<6954>、日産自動車<7201>が急落。トヨタ自動車<7203>やソニー<6758>、任天堂<7974>が下落した。資生堂<4911>や富士フイルムホールディングス<4901>、日本電産<6594>も値を下げた。半面、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>、シマノ<7309>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が堅調。中外製薬<4519>が値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2020年07月29日 12時15分

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