【材料】<注目銘柄>=トレンドマイクロ、サイバー防衛関連で出番
トレンド <日足> 「株探」多機能チャートより
そのなか、同社は情報セキュリティーソフト「ウイルスバスター」で個人・法人向けともに抜群のシェアを有している。グローバルベースでも信頼は厚く、国内首位はもちろん世界シェアでも第3位を占める。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって20年12月期営業利益は377億円予想と前期比横ばい見通しにあるものの、中期的な成長トレンドは変わらない。
官民を問わずデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みが重要性を増すなか、サイバーセキュリティーへのニーズは日増しに高まっている。同社が展開する標的型サイバー攻撃対策や侵入防御システムなどへの引き合いが今後さらに増えることは必至といえ、つれて株価面も改めて評価される流れとなりそうだ。(桂)
出所:MINKABU PRESS