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【特集】飯野海運 Research Memo(10):安定配当と連結配当性向30%を基準とした業績連動方式での株主還元

飯野海 <日足> 「株探」多機能チャートより

■飯野海運<9119>の株主還元策

2021年3月期の1株当たり配当予想は、2020年3月期と同額の年間12円(第2四半期末6円、期末6円)としている。予想配当性向は28.2%となる。

利益配分に関しては、海運業の業績が市況に大きく左右されるため、従来は財務体質の強化と必要な内部留保の充実、及び今後の経営環境の見通しに十分配慮して、年間8円~12円の安定配当を目指すことを基本方針としていたが、新・中期経営計画の策定に合わせて2021年3月期から、従来の安定配当方針に加えて、連結配当性向30%を基準とした業績連動方式との組み合わせとすることにより、配当額と利益成長の連動性を明確化し、業績の向上並びに配当の増額を目指すとしている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《ST》

 提供:フィスコ

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