【材料】アンジェス---高血圧DNAワクチンに関する特許を取得、プラスミドDNA製法を新型コロナウイルス向けワクチンにも使用
アンジェス <日足> 「株探」多機能チャートより
アンジェス<4563>は11日、現在開発中の高血圧DNAワクチンに関する日本での特許を取得したことを発表。
本特許は、高血圧の治療又は予防を目的としたDNAワクチンとアンジオテンシンIIもしくはその部分ペプ チドに特異的免疫応答を誘導するための組み合わせ製剤特許および用途に関する特許。 名称はDNA-ペプチド併用ワクチン、特許番号は 6706821。
高血圧DNAワクチンは、血圧上昇作用を持つ体内物質であるアンジオテンシンIIに対する抗体(免疫作用により標的の物質に結合する分子)を体内で作り出し、その働きを抑えることで高血圧を治療することを目的に開発を進めている。
また、今回の高血圧 DNAワクチン開発に活用されているプラスミドDNA製法は、現在開発を進めている新型コロナウイルス向けのDNAワクチンにも使用されている。
《ST》
提供:フィスコ