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【材料】ABCマートが反落、5月既存店売上高4.2%減

ABCマート <日足> 「株探」多機能チャートより
 エービーシー・マート<2670>が反落している。2日の取引終了後に発表した5月度概況で、既存店売上高が前年同月比4.2%減となった。前年に比べて祝日が2日少ない曜日並びだたことに加えて、ゴールデンウイーク中の臨時休業の店舗が570店舗に及んだことなどが響いたが、ゴールデンウイーク後は営業を再開する店舗が徐々に増え、郊外店の売り上げは堅調に推した。また、オンラインストアはゴールデンウイークセールが好調だったことから大きく伸長したという。

 2日に月次動向を発表した銘柄のなかには、既存店売上高が減収となったにもかかわらず、4月に比べて減少率が縮小したことやアク抜け感から買いが優勢となる銘柄も見られる。ただ同社株は、4月5日安値4525円を付けて以降に反転し、5月に入ってからは順調は上昇基調にあっただけに、既存店売上高のマイナスが売り材料となっているようだ。

出所:MINKABU PRESS

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