【材料】凸版は一時13%高、収益性向上で20年3月期業績は営業利益が計画上振れ
凸版 <日足> 「株探」多機能チャートより
情報コミュニケーション事業でペーパーメディアが想定以上に縮小したほか、エレクトロニクス事業でTFT液晶やフォトマスク、カラーフィルタなどが落ち込んだ影響で売上高は1兆5200億円から1兆4860億円(同1.5%増)へ下振れた。ただ、情報コミュニケーション事業でSP関連や電子書籍の拡大、教科書採択の順調に加えて、生活・産業事業で低差益受注品の見直しや原価削減の推進があり収益性が向上した。
同時に、20年3月期の期末配当で20円の記念配当を実施し、40円の配当を行うと発表した。年間配当は60円(従来予想40円)となる。
出所:MINKABU PRESS