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【注目】★本日の【イチオシ決算】 MDV、グレイス、AIins (5月13日)

MDV <日足> 「株探」多機能チャートより
※決算発表の集中期間(4月24日~5月15日)は、『決算特報』を毎日3本配信します。
 1.★本日の【サプライズ決算】 速報  <16時>に配信
 2.★本日の【サプライズ決算】 続報  <18時>に配信
 3.★本日の【イチオシ決算】      <21時>に配信
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【株探プレミアム】会員向けには、より早い“超速報”を毎日2本配信します。
 1.★本日の【サプライズ決算】 超速報    <15時10分>に配信
 2.★本日の【サプライズ決算】 超速報・続報 <15時40分>に配信
ご注目ください。なお、配信時間は多少前後します。


1)本日(5月13日)引け後に発表された決算・業績修正

 ●イチオシ決算

【MDV <3902> 】 ★1-3月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地
 ◆20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の2.2億円に急拡大して着地。利益率の高いデータ利活用サービスでアドホック調査が引き続き好調だったことが寄与。子会社Doctorbookの医科事業の伸長に加え、医療系システム開発を手掛けるMDIの買収効果なども収益を押し上げた。

 ● サプライズな決算発表・業績修正

 富士山MS <3138> [東証M]  ★1-3月期(1Q)経常は2.5倍増益・上期計画を超過
 ◆20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の1億円に急拡大して着地。雑誌定期購読の課金ユーザーが増加したうえ、雑誌読み放題サービスの成長も継続し、2ケタ増収を達成した。倉庫管理や配送管理関係の値上げ時期の交渉でコストを抑えたことも利益拡大につながった。
  上期計画の1億円にすでに到達しており、業績上振れが期待される。

 デュアルT <3469> [東証2]  ★7-3月期(3Q累計)経常は3.4倍増益・通期計画を超過
 ◆20年6月期第3四半期累計(19年7月-20年3月)の連結経常利益は前年同期比3.4倍の4億0100万円に急拡大して着地。資産運用型マンションを主力とする不動産販売事業で、好採算物件の引き渡しが増加したことが利益を押し上げた。
  通期計画の3億4700万円をすでに15.6%も上回っており、業績上振れが期待される。

 大村紙業 <3953> [JQ]  ★前期経常を41%上方修正
 ◆20年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の2億2800万円→3億2100万円に40.8%上方修正。増益率が12.3%増→58.1%増に拡大する見通しとなった。消費税増税や新型コロナウイルス感染拡大による影響などで売上高は計画を下回ったものの、主原料である原紙の大幅な値上げを背景に製品価格の改定を進めたことに加え、設備投資を削減・延期したことで採算は大きく改善した。

 東応化 <4186>   ★1-3月期(1Q)経常は66%増益で着地
 ◆20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比65.8%増の32.2億円に拡大して着地。韓国・台湾で半導体用フォトレジストや高密度実装材料の販売が大きく伸びたほか、台湾向け最先端半導体用フォトレジスト付属薬品も好調だった。受注済み半導体装置などの検収が進んだことも収益拡大につながった。
  上期計画の39億円に対する進捗率は82.7%に達しており、業績上振れが期待される。

 BBSec <4398> [JQ]  ★7-3月期(3Q累計)経常は9倍増益、初配当10円を実施へ
 ◆20年6月期第3四半期累計(19年7月-20年3月)の経常利益(非連結)は前年同期比9.0倍の2億6200万円に急拡大して着地。企業システムのクラウド化が進展するなか、脆弱性診断サービスの大型受注案件が増大した。また、情報漏えいIT対策サービスで監視・運用といった継続的なサービスなども大きく伸びた。
  通期計画の2億7800万円に対する進捗率は94.2%に達しており、業績上振れが期待される。
  併せて、従来無配としていた期末一括配当は初配当となる10円を実施する方針とした。

 AIins <4488> [東証M]  ★今期経常は40%増で2期連続最高益更新へ
 ◆20年3月期の経常損益(非連結)は4億円の黒字(前の期は1.8億円の赤字)に浮上し、従来予想の3.1億円の黒字を上回って着地。続く21年3月期の同利益は前期比39.9%増の5.7億円に拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はAI活用の光学式文字読み取りサービス「DX Suite」クラウド版や新製品「AI inside Cube」のユーザー獲得に引き続き注力し、65.4%の大幅増収を見込む。なお、前期上振れは「DX Suite」クラウド版の契約数が増加したうえ、新型コロナウイルス感染症の影響で販管費が想定を下回ったことが要因となった。

 フマキラー <4998> [東証2]  ★前期経常を43%上方修正
 ◆20年3月期の連結経常利益を従来予想の14.1億円→20.2億円に43.4%上方修正。増益率が5.9%増→51.8%増に拡大する見通しとなった。暖冬で主力の殺虫剤が店頭に早期導入されたうえ、新型コロナウイルスの感染拡大で除菌剤関連商品の出荷が伸びたことが寄与。経費削減を進めたことなども上振れに貢献した。

 ホープ <6195> [東証M]  ★非開示だった今期経常は9.4倍増で4期ぶり最高益更新へ
 ◆非開示だった20年6月期の経常利益は前期比9.4倍の8億9000万円(予想レンジ中値)に急拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。自治体向け電力販売を展開するエネルギー事業で電力供給開始案件の受注(落札)が好調なうえ、供給電力量が増加し、売上高は前期比3.7倍の143億円と大幅増収を見込む。

 グレイス <6541>   ★今期経常は23%増で9期連続最高益更新へ
 ◆20年3月期の経常利益(非連結)は前の期比65.3%増の9.4億円に拡大し、従来予想の7.4億円を上回って着地。続く21年3月期も前期比23.1%増の11.6億円に伸び、9期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。前期は好採算のコンサルティング案件が増加したほか、マニュアルをクラウド上で管理・制作するe-manualの導入が好調だったことが上振れの要因となった。今期はMMS事業で好採算の大口案件の獲得に注力する方針。また、利益重視の戦略で更なる営業利益率の向上を目指す。
  併せて、従来未定としていた前期の期末一括配当を15円実施するとし、今期の年間配当は未定とした。

2)5月14日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
 ■取引時間中の発表
  ◆本決算:
   <1808> 長谷工
   <1812> 鹿島
   <1925> 大和ハウス     ★
   <2267> ヤクルト
   <4183> 三井化学
   <5929> 三和HD
   <7261> マツダ       ★
   <8111> ゴルドウイン
   <9007> 小田急
   など73社
  ◆第1四半期決算:
   <3405> クラレ
   など6社
  ◆第2四半期決算:
   <6316> 丸山製

 ■引け後発表
  ◆本決算:
   <1883> 前田道
   <1951> 協エクシオ
   <2002> 日清粉G
   <2229> カルビー
   <2432> ディーエヌエ
   <3254> プレサンス
   <4483> JMDC [東M]
   <4484> ランサーズ [東M]
   <4503> アステラス     ★
   <4974> タカラバイオ
   <6407> CKD
   <6702> 富士通       ★
   <7186> コンコルディ
   <7459> メディパル
   <7550> ゼンショHD
   <7762> シチズン
   <8282> ケーズHD
   <8304> あおぞら銀
   <8309> 三井住友トラ
   <8358> スルガ銀
   <8802> 菱地所       ★
   <8830> 住友不
   <9433> KDDI      ★
   <9613> NTTデータ
   <9766> コナミHD
   など261社
  ◆第1四半期決算:
   <2427> アウトソシン
   <3681> ブイキューブ
   <4449> ギフティ [東M]
   <4480> メドレー [東M]
   <4587> ペプドリ
   <6067> インパクト [東M]
   <6619> WSCOPE
   <6640> 第一精工
   <7082> ジモティー [東M]
   <8113> ユニチャーム    ★
   など76社
  ◆第2四半期決算:
   <3668> コロプラ      ★
   <3672> オルトP
   など30社
  ◆第3四半期決算:
   <3655> ブレインP
   <6728> アルバック
   など20社
  合計467社

 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

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