アンジェス <日足> 「株探」多機能チャートより
アンジェス<
4563>が新型コロナワクチンの治験開始時期を前倒しすると伝わったことなどを受け一時ストップ高に買われたほか、そーせいグループ<
4565>、タカラバイオ<
4974>、ヘリオス<
4593>、プレシジョン・システム・サイエンス<
7707>、免疫生物研究所<
4570>などバイオ関連が一斉高となり、株価低位のテラ<
2191>やカイオム・バイオサイエンス<
4583>、ナノキャリア<
4571>といった銘柄も商い活況のなか軒並み大幅高に買われている。新型コロナウイルスの感染拡大で目先は先行き不透明感から好業績株への物色の流れが形成されにくいことや、新型コロナのワクチンや治療薬開発に絡む動きがバイオ関連株に相対的に物色の矛先が向かいやすくなっている。「マザーズ市場などを主戦場とする個人投資家の損益も改善傾向にあることで、参入資金が厚みを増している」(国内ネット証券)という指摘もあった。
出所:
MINKABU PRESS