【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 サムコ、伊藤園、ゼネラルパ (2日大引け後 発表分)
サムコ <日足> 「株探」多機能チャートより
3月2日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
サムコ <6387> ★上期経常を47%上方修正・19期ぶり最高益更新へ
◆20年7月期上期(19年8月-20年1月)の経常利益(非連結)を従来予想の3.2億円→4.7億円に47.2%上方修正。増益率が22.1%増→79.8%増に拡大し、19期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。売上高は計画未達となったものの、海外で利益率の高い製品の販売が伸びたことが利益を押し上げた。工場の安定稼働による生産性向上や経費抑制の推進も上振れの要因となった。
伊藤園 <2593> ★5-1月期(3Q累計)経常が7%増益で着地
◆20年4月期第3四半期累計(19年5月-20年1月)の連結経常利益は前年同期比6.7%増の176億円に伸びて着地。昨年6月に実施した大型ペットボトルの値上げ効果などで採算が改善したリーフ・ドリンク関連事業が収益を牽引した。
ゼネラルパ <6267> [JQ] ★今期経常を17%上方修正、配当も5円増額
◆20年7月期上期(19年8月-20年1月)の連結経常利益は前年同期比38.3%増の5億円に拡大して着地。主力のメカトロハイスペック包装機を中心に給袋自動包装機の販売台数が増加したことが寄与。
併せて、通期の同利益を従来予想の6億円→7億円に16.7%上方修正。減益率が19.5%減→6.0%減に縮小する見通しとなった。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の50円→55円(前期は55円)に増額修正した。
株探ニュース