【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ファンデリー、チエル、ラピーヌ
ファンデリー <日足> 「株探」多機能チャートより
ファンデリー<3137>が大幅続伸。新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、外出を手控える人が増えるなか、生活習慣病患者などに向けた健康食の宅配事業を手掛ける同社にも利用増の思惑が働いているようだ。同社は、通常の宅配サービスと異なり、栄養士が血液検査結果の数値ヒアリングや健康状況に合わせた栄養相談を行っていることから、医療機関からの信頼も高いという。
■チエル <3933> 2,074円 +92 円 (+4.6%) 一時ストップ高 本日終値
チエル<3933>が一時ストップ高となるほか、ODKソリューションズ<3839>などオンライン学習関連が高い。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、安倍首相は27日、3月2日から全国すべての小学校・中学校・高校について、春休みに入るまで臨時休校を要請する考えを示したことが伝わっており、これを受け関連株には思惑的な買い入った。
■ラピーヌ <8143> 741円 +20 円 (+2.8%) 一時ストップ高 本日終値
ラピーヌ<8143>が反発。大株主であるフリージア・マクロス<6343>が27日の取引終了後、財務省に変更報告書を提出し、フリージアのラピーヌ株式保有割合が21.48%から26.10%に上昇したことから、需給思惑的な買いが入った。保有目的は純投資及び政策投資で、報告義務発生日は2月19日となっている。
■テノ.ホールディングス <7037> 708円 +9 円 (+1.3%) 一時ストップ高 本日終値
テノ.ホールディングス<7037>が急反発している。安倍晋三首相が27日、新型コロナウイルス感染症対策本部で、全国の小中学校と高校、特別支援学校に臨時休校を要請する考えを明らかにしたことを受けて、認可保育所や企業保育所、学童保育所などを運営する同社に思惑的な買いが入っているようだ。また、学童保育などの放課後事業や保育園運営などを行うSERIOホールディングス<6567>や、事業所内保育や認可保育所、学童クラブの運営を行うライクキッズ<6065>なども同様に買われている。
■菊池製作所 <3444> 748円 -91 円 (-10.9%) 本日終値
27日に業績修正を発表。「今期経常を一転赤字に下方修正」が嫌気された。
菊池製作所 <3444> [JQ] が2月27日大引け後(17:30)に業績修正を発表。20年4月期の連結経常損益を従来予想の2.3億円の黒字→1.6億円の赤字(前期は1.1億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
⇒⇒菊池製作所の詳しい業績推移表を見る
■ジオスター <5282> 339円 -41 円 (-10.8%) 本日終値
ジオスター<5282>が急落。27日の取引終了後、従来未定としていた20年3月期の期末一括配当を2円50銭にすると発表。前期の年間配当に比べて17円の減配となることが嫌気された。
■東京コスモス電機 <6772> 910円 -75 円 (-7.6%) 本日終値
27日に業績修正を発表。「20年3月期業績を未定に変更、配当を10円減額修正」が嫌気された。
東京コスモス電機 <6772> [東証2] が2月27日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。20年3月期の業績予想を取り下げ、未定に変更した。
⇒⇒東京コスモス電機の詳しい業績推移表を見る
■まんだらけ <2652> 515円 -23 円 (-4.3%) 本日終値
27日に発表した「1月既存店売上高は5.9%減」が売り材料。
1月既存店売上高は前年同月比5.9%減と前年割れが続いた。
■ULSグループ <3798> 2,641円 +19 円 (+0.7%) 本日終値
27日に発表した「システムコンサル基調を子会社化」が買い材料。
システムコンサルティング会社アークウェイの株式を取得し子会社化する。
●ストップ高銘柄
日経VI <2035> 734円 +100 円 (+15.8%) ストップ高 本日終値
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
ソレキア <9867> 12,700円 -4,100 円 (-24.4%) ストップ安 本日終値
第一商品 <8746> 315円 -80 円 (-20.3%) ストップ安 本日終値
デュアルタップ <3469> 328円 -80 円 (-19.6%) ストップ安 本日終値
シンバイオ製薬 <4582> 448円 -100 円 (-18.3%) ストップ安 本日終値
セキド <9878> 458円 -100 円 (-17.9%) ストップ安 本日終値
など、15銘柄
株探ニュース