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【材料】<動意株・27日>(前引け)=キョーリン、スプリックス、アルー

キョーリン <日足> 「株探」多機能チャートより
 キョーリン製薬ホールディングス<4569>=大幅続伸。政府がわずか15分程度で新型コロナウイルスに感染しているかが分かる装置の医療現場への導入を来月にも目指していることが判明したと一部で報じられ、これが同社の手掛ける検査機器であることから投資資金の流入が加速している。「ジーンソック」と呼ばれる検査機器でこれまで数時間を要した新型コロナの検査が、わずか15分に短縮できることから、多方面で需要が高まることが予想される。
 
 スプリックス<7030>=大幅高で3日ぶり反発。26日の取引終了後、オリジナルのインターネット教育コンテンツを利用した個別学習塾「自立学習RED」で、自宅にいながら授業を受けられる「在宅学習サービス」の提供を開始すると発表しており、これが好感されている。「在宅学習サービス」は、生徒が自立学習REDの教室の授業に来る代わりに、自宅から教育ITを活用し個別最適化された学習カリキュラムを提供する「eフォレスタ」にログインすることで授業を受けられるというもの。授業中の質問などには、自立学習REDの各教室やスプリックスの本部に教務スタッフを確保し、遠隔で実施するという。

 アルー<7043>=カイ気配。人材育成ビジネスを展開し、英会話サービスなどに積極展開している。26日取引終了後、世界最大級の人事・組織コンサルティング会社であるマーサーの日本法人とグローバル人材育成分野で業務提携の契約を締結したことを発表、これを材料視する買いを呼び込んでいる。株価は前日に昨年来安値を更新するなど底値圏にあり、値ごろ感からの買い注文が入りやすい水準にあった。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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