【材料】<動意株・25日>(前引け)=ソフトフロン、ニューテック、富士フイルム
ソフトフロン <日足> 「株探」多機能チャートより
ニューテック<6734>=異彩高。新型肺炎の対策関連株以外では異色の急騰をみせた。ストレージ開発・販売を主力とし、人工知能(AI)やディープラーニング分野に積極展開、ハードとソフトが一体化したオールイン型の深層学習環境「Deep Station」は収益への貢献が期待されており、AI関連の有力株として頭角を現している。20年2月期第3四半期(19年3~11月)営業利益は前年同期比73%増の2億400万円と急拡大、来期以降の業績も産業機器向け小型NAS製品の大型受注の寄与で業績成長路線を走る公算が大きい。
富士フイルムホールディングス<4901>=急伸。主力大型株が軒並み大きく売り込まれるなかにあって異彩を放っている。同社が2008年に買収した富山化学が開発した「アビガン」は新型インフルエンザ薬として注目されていたが、これが新型コロナウイルスにも効果があるとの見方から物色人気を集めている。厚生労働省は22日、新型肺炎患者を対象にこの薬の投与を始めたことを発表しており、同社株に買いを誘導している。
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出所:MINKABU PRESS