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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ソフトバンクG、JCRファ、リンナイ

SBG <日足> 「株探」多機能チャートより
■JCRファーマ <4552>  11,030円  +620 円 (+6.0%)  本日終値
 JCRファーマ<4552>が全体波乱含みの地合いにあって大幅高で推移、1万1000円台に乗せ上場来高値を更新した。全体相場が新型肺炎の感染拡大に対する懸念で荒い値動きを強いられるなか、バイオ関連の一角は直接影響を受けないセクターとして資金シフトの対象となっている。同社はホルモン製剤を収益の主力にバイオシミラーにも展開し、遺伝子組み換え分野での技術蓄積に評価が高い。主力の遺伝子組み換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」や腎性貧血治療薬「エポエチンアルファ」、更に健康な人の骨髄から抽出した間葉系幹細胞を使った細胞医薬品「テムセル」などが牽引し、20年3月期は増収増益を確保する見通し。今月13日には、開発中の遺伝子難病「ライソゾーム病」のハンター症候群を標的とする治療薬候補について、最終段階の臨床試験の中間解析結果が良好だったことを発表、これが株価を強く刺激する格好となった。同治療薬は独自技術を活用し医薬品の有効成分を脳内に直接届ける世界初の新薬として期待され、実用化が待たれている。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,531円  +180 円 (+3.4%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>が寄り付きカイ気配で始まる人気となり続伸、3日ぶりに5500円台に乗せてきた。同社は19日、子会社ソフトバンク<9434>の株式の一部を担保に最大5000億円を借り入れで調達すると発表しており、手元資金拡充に伴う事業展開力の強化などを評価した買いを呼び込む格好となった。

■リンナイ <5947>  8,170円  +260 円 (+3.3%)  本日終値
 リンナイ<5947>は続伸。東海東京調査センターが19日付で、投資判断「アウトパフォーム」を継続しつつ、目標株価を8700円から9700円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同センターでは、国内外で高付加価値品が好調に推移しており、増益基調が続くと予想。20年3月期は9%営業利益、21年3月期は6%増益を見込んでいる。

■国際石油開発帝石 <1605>  1,072円  +30 円 (+2.9%)  本日終値
 国際石油開発帝石<1605>や石油資源開発<1662>が高い。19日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物が前日比1.24ドル高の1バレル53.29ドルに上昇したことが好感された。中国の景気刺激策への期待感が高まりリスクオン姿勢が強まるなか、19日はNYダウやドルが上昇し、原油も買いが優勢となった。中国需要の減速懸念でWTI価格は、今月に入り一時50ドル割れを記録していたことから、原油市場には値頃感からの買いが入っている様子だ。

■マクニカ富士 <3132>  1,715円  +48 円 (+2.9%)  本日終値
 マクニカ・富士エレホールディングス<3132>が4日ぶりに反発。同社傘下のマクニカはきょう、サイバー攻撃対策システムの開発・運用などを手掛けるS&J(東京都港区)の株式約58%を取得し、関係会社化したことを明らかにしている。これにより、マクニカは子会社のマクニカネットワークスとS&Jとの連携を強化する方針。具体的には、S&Jが強みとしているセキュリティー経営アドバイザリーサービス(インシデント発生時に経営レベルで必要なアクションのマネジメントなど)やセキュリティー監視・運用サービスと、マクニカネットワークスが強みとしている脅威インテリジェンス(攻撃者や攻撃に関する核心的な情報)、及び両社の技術力を統合することにより、今までにない経営レベルから技術レベルまで対応したセキュリティー運用監視サービスを提供するとしている。

■日清紡ホールディングス <3105>  1,038円  +25 円 (+2.5%)  本日終値
 日清紡ホールディングス<3105>が続伸。午後1時30分ごろ、グループ全体のデジタルデータを活用したサービス事業の創出を加速させるため、4月1日付で経営戦略センター内に「デジタルビジネス推進室」を新設すると発表しており、これが好感された。同部署の設立は、日本無線や新日本無線などグループ各社が有するデジタル技術を横断的に集約し、企画立案・マーケティング・顧客提案などを行うのが目的。今後、成長市場として広がりをみせるIoT、自動運転・自動航行、ローカル5G、スマートヘルスケアなどの分野を中心に、25年までにデジタルサービス事業として売上高100億円を目指すとしている。

■菱洋エレクトロ <8068>  1,923円  +40 円 (+2.1%)  本日終値
 菱洋エレクトロ<8068>が4日続伸。レスターホールディングス<3156>が19日の取引終了後に財務省に提出した変更報告書で、レスターHDの菱洋エレク株式保有割合が20.00%から21.00%に上昇したことが判明。保有目的に重要提案行為などを行うことが含まれていることから、思惑的な買いが入ったようだ。なお、報告義務発生日は2月12日。

■不二越 <6474>  4,020円  +65 円 (+1.6%)  本日終値
 不二越 <6474> が6日ぶりに反発。19日大引け後、発行済み株式数(自社株を除く)の0.81%にあたる20万2200株(金額で7億9970万1000円)を上限に、2月20日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■SPDR <1326>  16,870円  +260 円 (+1.6%)  本日終値
 金ETFが高い。SPDRゴールド・シェア<1326>や純金上場信託(現物国内保管型)<1540>、WisdomTree 金上場投資信託<1672>がそろって昨年来高値に上昇した。19日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は前日比8.2ドル高の1トロイオンス=1611.8ドルに上昇。13年3月以来、約7年ぶりの高値圏に値を上げている。新型肺炎の感染拡大で世界経済への影響が懸念されるなか、安全資産として評価されている。特に、米国を含む各国の金利が上昇しにくい状況にあることは、金利を生まない金には買い材料となっている。

■パークシャ <3993>  2,820円  +30 円 (+1.1%)  本日終値
 PKSHA Technology <3993> [東証M]が続急伸。19日大引け後、発行済み株式数(自社株を除く)の1.18%にあたる36万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は2月20日から3月5日まで。

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