2020年02月20日13時40分 【材料】住友重が昨年来安値を更新、BNCT治療システムが医療機器・体外診断薬部会で承認了承も材料出尽くし 住友重 <日足> 「株探」多機能チャートより 住友重機械工業<6302>は昨年来安値を更新している。19日の取引終了後、加速器を用いたBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)治療システム「NeuCure(ニューキュア)」及びBNCT線量計算プログラム「NeuCure ドーズエンジン」が、厚生労働省薬事・食品衛生審議会医療機器・体外診断薬部会で製造販売承認が了承されたと発表。これを受けて朝高でスタートしたものの、その後は材料出尽くし感から売られている。 同社のBNCT治療システムは、ステラ ケミファ<4109>子会社ステラファーマと共同で頭頸部がんを対象とする第2相臨床試験を実施し、この結果を受けて承認申請していたもの。今後、正式に承認を得られれば世界初の加速器を用いたBNCT用医療機器となる。 出所:MINKABU PRESS