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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):メルカリ、SUMCO、IRジャパン

IRジャパン <日足> 「株探」多機能チャートより
■IRジャパン <6035>  7,360円  +520 円 (+7.6%)  本日終値  東証1部 上昇率10位
 アイ・アールジャパンホールディングス<6035>が急反発、上場来高値を更新した。同社は、企業の株主判明調査や議決権行使の支援業務などを展開。東京市場でアクティビスト(物言う投資家)による活動が活発化するとともに、同社のPA(プロキシ―・アドバイザリー)業務やFA(フィナンシャル・アドバイザリー)業務に対する需要が拡大。1月末には20年3月期業績予想の増額修正と自社株買いの実施を発表している。また、株式の非上場化に向けたMBO(マネジメント・バイアウト)支援業務も展開している。今後もアクティビスト対応の需要の拡大基調が予想されるなか、同社株に対する評価は急速に高まっている。

■メルカリ <4385>  2,449円  +138 円 (+6.0%)  本日終値
 メルカリ<4385>が大幅反発。同社はあす20日に、日本国内における今後の事業構想や戦略を発表する初の事業戦略発表会を開催する予定であることから、期待先行の買いが入ったようだ。事業戦略発表会「Mercari Conference 2020」では、同社独自の二次流通取引データを活用した今後の構想について発表するほか、データを軸とした一次流通と二次流通の融合やパートナーシップなどの今後の戦略について説明するという。なお、同発表会は当初、報道関係者やパートナー事業者の参加を予定していたが、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大状況を考慮し、ライブ配信のみ行うとしている。

■インターアクション <7725>  2,707円  +146 円 (+5.7%)  本日終値
 インターアクション<7725>が大幅高。18日の取引終了後、取引先から大口受注を獲得したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。受注金額は2億9200万円で、詳細は非開示。なお、20年5月期第4四半期に売り上げ計上を予定しているが、通期業績予想には織り込み済みとしている。

■JFEシステムズ <4832>  4,100円  +175 円 (+4.5%)  本日終値
 JFEシステムズ<4832>が大幅高で6日ぶりに反発。18日の取引終了後、自社開発のSAP Analytics Cloud早期導入パッケージが、SAPジャパン(東京都千代田区)のパートナー・パッケージソリューションに認定されたと発表しており、今後のビジネス拡大への期待から買いが入ったようだ。同パッケージは、SAP社が提供するビジネスインテリジェンス(BI)、予算・計画、予測分析などのアナリティクス機能を1つにまとめたSaaS型BIソリューションサービス。未経験者でも、あらかじめ用意されたダッシュボード画面と教育メニューを活用することで、運用イメージを掴みながら、より速く・より簡単で・より短期にSAP Analytics Cloudを構築できるとしている。

■タムロン <7740>  2,719円  +112 円 (+4.3%)  本日終値
 タムロン<7740>は4日ぶりに反発。18日の取引終了後、創業家の資産管理会社であるニューウェル(さいたま市見沼区)の全株式を取得し完全子会社化することを発表した。ニューウェルは現在、タムロンの株式489万8000株(発行済み株式数の18.87%)を有していることから自社株買いに準ずるとして評価された。

■インソース <6200>  3,010円  +120 円 (+4.2%)  本日終値
 インソース<6200>が4日ぶりに反発。この日寄り前に、資本提携先であるQueue(東京都渋谷区)が提供する、テレワーク・リモートワーク対応のパフォーマンス可視化・チームマネジメントツール「Remonade(レモネード)」の販売を開始したと発表しており、これを好感した買いが入った。「Remonade」は、毎日のタスク管理を行う「Today」のほか、カメラ機能によりそれぞれに着席状況が表示されチームの進捗をリアルタイムに可視化する機能や、チームのパフォーマンスを一目で把握できるマネージャーダッシュボードなどの機能を有しているのが特徴という。なお、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大に伴い、「Remonade」の全利用者の無料期間を延長し、実質無償でサービスを提供するとしている。

■SUMCO <3436>  1,868円  +74 円 (+4.1%)  本日終値
 SUMCO<3436>が3日ぶりに反発。18日の取引終了後、上限を218万株(発行済み株数の0.74%)、または33億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これが好感された。取得期間は2月19日から3月24日までで、株主還元の強化や資本効率の向上を目的としているという。なお、取得した自社株全株は4月10日付けで消却するとしている。

■東京エレクトロン <8035>  25,140円  +935 円 (+3.9%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>が大きく切り返しに転じた。前日は大口の売りがかさみ1200円強の大幅安となったが、きょうは空売り筋のショートカバーや目先リバウンド狙いの押し目買いが入り上値を指向する展開。前日の米国株市場ではアップルの1~3月期売上高見通し下方修正を背景に、そのサプライヤーである半導体メーカー全般に売りが波及、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も1.4%の下落となったが、東京市場では前日に前倒しで売り込まれたこともあって、同社株をはじめ半導体関連銘柄は買いが優勢となった。アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>なども高い。

■パルHD <2726>  3,425円  +115 円 (+3.5%)  本日終値
 パルグループホールディングス <2726> が大幅反発。18日大引け後、20年2月期の期末一括配当を従来計画の85円→100円(前期は85円)に増額修正したことが買い材料視された。好調な業績を踏まえ、株主への利益還元を増やす。今期最終利益は前期比48.1%増の70.5億円に拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見通し。権利付き最終日の26日を目前に控え、権利取りを狙う買いなどが向かった。

■ケネディクス <4321>  667円  +20 円 (+3.1%)  本日終値
 ケネディクス<4321>が続伸し昨年来高値を更新。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は18日、同社株のレーティングの「バイ」を継続した。目標株価も1100円で据え置いた。AUM(受託資産残高)拡大による中期的な利益成長を評価する見方を維持している。19年12月期末のAUMは2兆3922億円(前の期比2939億円増)に拡大。公募増資を実施した系列商業REITなど同社がメインスポンサーのREITのAUM増加に加え、国内外機関投資家の投資ニーズを受けてコアファンドなど私募ファンドが大幅に伸びた。同証券では20年12月期の連結営業利益を前期比0.4%増の160億円、21年12月期は今期予想比6.9%増の171億円を見込んでいる。

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