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【材料】リネットジャパングループ---1Q減収なるも、小型家電リサイクル事業は好調に推移

リネットJ <日足> 「株探」多機能チャートより

リネットジャパングループ<3556>は13日、2020年9月期第1四半期(19年10月-12月)連結決算を発表した。営業収益は前年同期比7.0%減の19.95億円、営業利益は同65.7%減の0.42億円、経常利益は同29.5%増の1.30億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同7.8%減の0.80億円となった。

海外事業の営業収益は前年同期比21.8%減の9.27億円、セグメント利益は同39.8%減の0.72億円となった。車両販売事業及びマイクロファイナンス事業が堅調に推移したが、割賦販売からリースへの切り替えなどにより、減収減益となった。

小型家電リサイクル事業の営業収益は前年同期比85.1%増の2.29億円、セグメント利益は同113.0%増の0.61億円となった。効率的な広告施策を実行するとともに、各自治体との広報に関する協定締結による連携を着実に拡大することで、行政サービスの一環としての使用済小型電子機器等の宅配回収の告知及び普及を進めて、市民へのサービス認知度を向上させた。

リユース事業の営業収益は前年同期比0.2%増の8.38億円、セグメント利益は同23.3%減の0.53億円となった。インセンティブの強化や既存客のニーズを反映したサービスサイトの改善によるリピート率の向上、自社サイトを中心としつつ、販売チャンネルの多様化を図ることで、新たな顧客獲得に繋げてきた。また、買取繁忙期における広告宣伝費を中心とした商材獲得コストを積極的に投入し、粗利益率等管理面の安定維持、セット品やホビー品等の高収益商材の取扱い強化等の施策を実施した。

2020年9月期通期の連結業績予想については、営業収益は前期比11.7%減の75.68億円、営業利益は同10.8%減の3.83億円、経常利益は同6.7%増の4.12億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同4.9%増の2.59億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

 提供:フィスコ

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