【特集】「アニメ」が26位にランク、世界的人気を背景に海外市場開拓<注目テーマ>
バンナムHD <日足> 「株探」多機能チャートより
1 マスク
2 コロナウイルス
3 5G
4 インフルエンザ関連
5 エイズ
6 人工知能
7 教育ICT
8 ワクチン療法
9 半導体
10 テレワーク
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「アニメ」が26位となっている。
日本のアニメ産業の成長が続いている。「週刊少年ジャンプ」に連載中の「鬼滅の刃」は異例の大ヒットとなっているほか、昨年公開された新海誠監督のアニメーション映画「天気の子」は、興行収入で140億円を超えており、今年1月から米国でも公開が始まった。日本動画協会による調査では、18年の日本アニメ産業の市場規模は3年連続で2兆円を突破した。世界的なアニメ人気を背景に海外市場が伸びている。
特に、米国では動画配信サービスの市場を巡り米ネットフリックスや、ウォルト・ディズニーによる激しい戦いが繰り広げられている。この動画配信市場で、日本のアニメは有力コンテンツに位置づけられており、海外市場の開拓は今後、一段と進みそうだ。
アニメ関連銘柄では、有力コンテンツの制作などを手掛けるバンダイナムコホールディングス<7832>やKADOKAWA<9468>が注目される。また、電子コミック配信サービスを手掛けるビーグリー<3981>や、国内最大級のマンガアプリ「マンガBANG!」を展開するAmazia<4424>、フィギュアのほかアニメやコミックなどのギャラクターグッズを扱う壽屋<7809>なども活躍が期待できる。さらにソニー<6758>は、子会社のソニーミュージックが、音楽、アニメ、キャラクター、ゲームなど多角的に事業展開している。
出所:MINKABU PRESS