【特集】「教育ICT」が14位にランク、プログラミング教育の必修化目前で関心高まる<注目テーマ>
サイバー <日足> 「株探」多機能チャートより
1 マスク
2 コロナウイルス
3 5G
4 エイズ
5 インフルエンザ関連
6 ワクチン療法
7 テレワーク
8 半導体
9 インバウンド
10 院内感染
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「教育ICT」が14位となっている。
2020年度から新学習指導要領が施行されるのに伴い、小学校でプログラミング教育が必修化される。背景には生活のあらゆる場面でコンピューターなどの情報機器やサービスと、それによってもたらされる情報とを適切に選択・活用し、問題を解決していくことが不可欠な社会が到来しつつあることが挙げられ、文部科学省ではコンピューターやプログラミングの概念に基づいた問題解決型の思考である「プログラミング的思考」を身に着けることが重要になると指摘している。
小学校でのプログラミング必修化が目前に迫るなか、プログラミング教育事業に注力する企業は多く、サイバーエージェント<4751>傘下のCA Tech Kids(シーエーテックキッズ)とスプリックス<7030>が合弁で展開している子供向けプログラミングスクールは1月末に1000教室を突破。ヒューマンホールディングス<2415>傘下企業が運営するロボット教室の在籍生徒数はこのほど2万5000人を超えた。
また、直近ではエディオン<2730>がプログラミング運営会社を子会社化したほか、JR九州<9142>子会社のJR九州システムソリューションズと阪急阪神ホールディングス<9042>子会社で教育事業を手掛けるミマモルメはフランチャイズ契約を締結した。
このほか、プログラミング学習サイト「K3Tunnel(ケイサントンネル)」を手掛ける日鉄ソリューションズ<2327>、傘下企業がプログラミングスクールを展開しているフューチャー<4722>や学研ホールディングス<9470>、通信教育を通じてプログラミング講座を提供しているジャストシステム<4686>やベネッセホールディングス<9783>などにも注目したい。
出所:MINKABU PRESS