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【市況】10日の株式相場見通し=続落、米株安受け主力株など利食いの動き優勢に

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 10日の東京株式市場は主力株などに売り優勢となり、日経平均株価は続落となる公算が大きい。新型肺炎の感染拡大による経済への影響などが警戒されるなか、前週末の米株安も投資家心理を冷やし、目先利益確定の動きを誘発することが予想される。ただ、米国では好調な雇用統計がポジティブ材料として意識される。新型肺炎の影響が出てくるのはこれからで楽観はしにくい局面ながら、過度な不安は後退している。東京市場でも下値では押し目買いの動きが想定され、好決算銘柄を中心に中小型株に物色資金がシフトする可能性もある。

 7日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比277ドル26セント安の2万9102ドル51セントと5日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は、同51.641ポイント安の9520.513だった。

 日程面では、19年12月の国際収支、1月の景気ウォッチャー調査。海外では1月の中国CPI及びPPIなど。

出所:MINKABU PRESS

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