【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):WSCOPE、アイロムG、CEHD
WSCOPE <日足> 「株探」多機能チャートより
アイロムグループ<2372>が後場に入ってプラス圏に浮上。同社はきょう、子会社のIDファーマが九州大学と遺伝子治療製品「DVC1-0401」のデータの利用許諾などを含めた治験に関する契約で合意したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。この契約は、九州大学が網膜色素変性患者を対象に実施している「DVC1-0401」にかかる治験で得られた結果について、IDファーマが開発・製造・販売などを独占的に利用する権利の許諾を受けるもの。また、この権利にはIDファーマが第三者に治験結果の再利用を許諾する権利も含まれている。
■CEホールディングス <4320> 511円 +9 円 (+1.8%) 本日終値
CEホールディングス<4320>が高い。中小病院向けを中心に電子カルテシステムを展開するが、大株主に光通信<9435>が入っていることで注目度が高い。光通信が16日付で財務省に提出した変更報告書により、同社の株式保有比率が5.49%から6.65%に増加したことが判明、光通信は5%超の株主として浮上した後も大幅に買い増す動きをみせており、これが株高思惑につながっている。
■タカトリ <6338> 658円 +6 円 (+0.9%) 本日終値
タカトリ<6338>が一時急伸。半導体関連中小型株物色の流れに乗り、ここにきて投資資金の流入が勢いを増している。電気自動車(EV)の世界的な普及を背景に、省力化ニーズを捉えた炭化ケイ素(SiC)パワー半導体が注目されており、同市場は今後急速に拡大の方向をたどることが予想されている。同社はマルチワイヤーソーを手掛けるが、SiCの精密切断技術で抜群の競争力を誇り、関連有力株として頭角を現している。このほか、医療機器や二次電池分野へ参入を進めるなど新たな事業領域の拡大にも思惑が高まっている。
■小野建 <7414> 1,355円 -6 円 (-0.4%) 本日終値
小野建<7414>が4日続落。16日大引け後、60億円の海外円建ての新株予約権付き社債(転換社債=CB)を発行すると発表したことが売り材料視された。転換価格は1470円。発行済み株式総数に対する潜在株式数の比率は18.67%になる見込みで、将来的な株式価値の希薄化や株式需給の悪化を警戒する売りが向かった。調達資金は倉庫の建設資金や自社株買いに充てる。
■ダブル・スコープ <6619> 1,086円 -56 円 (-4.9%) 本日終値 東証1部 下落率6位
16日に業績修正を発表。「前期配当を無配転落」が嫌気された。
ダブル・スコープ <6619> が1月16日大引け後(15:00)に配当修正を発表。従来2.5円を計画していた19年12月期の期末一括配当を見送り、5期ぶりに無配転落(前の期は2.5円)とする方針とした。
⇒⇒ダブル・スコープの詳しい業績推移表を見る
■トライアイズ <4840> 540円 +12 円 (+2.3%) 本日終値
16日に発表した「固定資産売却益3500万円が発生」が買い材料。
米子会社がハワイに保有する事業用不動産を売却することに伴い、20年12月期第1四半期に売却益約3500万円を特別利益に計上する。
■ユビテック <6662> 303円 +6 円 (+2.0%) 本日終値
16日に発表した「『第4回スマート工場EXPO展』に出展」が買い材料。
来月開催の「第4回スマート工場EXPO展」に出展する。
■NEWART <7638> 937円 +16 円 (+1.7%) 本日終値
16日に発表した「シンガポールに子会社を設立」が買い材料。
シンガポールに子会社を設立。東南アジアで海外事業の一層の拡大を図る。
■TDSE <7046> 3,500円 +40 円 (+1.2%) 本日終値
16日に発表した「SNS分析の新サービスを提供開始」が買い材料。
SNS分析の新サービス「RealTimeMonitor by SNS_Analysis」提供開始。
●ストップ高銘柄
イワブチ <5983> 8,700円 +1,500 円 (+20.8%) ストップ高 本日終値
ぱど <4833> 600円 +100 円 (+20.0%) ストップ高 本日終値
大日光 <6635> 940円 +150 円 (+19.0%) ストップ高 本日終値
クリエアナブキ <4336> 656円 +100 円 (+18.0%) ストップ高 本日終値
小倉クラッチ <6408> 6,730円 +1,000 円 (+17.5%) ストップ高 本日終値
など、8銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース