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【材料】神戸物産は大幅高で上場来高値更新、タピオカブーム需要開拓で今期業績上乗せも

神戸物産 <日足> 「株探」多機能チャートより
 神戸物産<3038>は大幅高で3900円台に乗せ、昨年12月18日につけた3850円を上回り上場来高値更新となった。低価格路線を強みとする食品スーパー「業務スーパー」をフランチャイズ展開しており、豊富な品揃えと価格競争力の高さで成長路線を走る。20年10月期は最終利益段階で前期比10.3%増の133億円と2ケタ増益を見込むが、タピオカブームを捉え新たな顧客層の開拓に成功しており、保守的との見方も。PERは30倍強とやや割高ながら、今期見通しも含めた直近10年間で最終減益となったのはわずか1期(14年10月期)のみで、成長性の高さが評価される形で中長期にわたる継続的な買いを誘導している。なお、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が8日付で同社株のレーティングを「Buy」継続、目標株価を3440円から4000円に引き上げている。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2020年01月09日 11時35分

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