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【市況】22日の株式相場見通し=売り買い交錯、米中対立懸念で不安定な動き

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 22日の東京株式市場は、売り買い交錯で不安定な動きとなりそうだ。前日の米国株市場ではNYダウが3日続落と軟調展開が続いている。香港の民主主義を支持する法案に、トランプ米大統領が署名するとの観測が中国との対立を深めるとの懸念につながっている。日経平均は前日に一時400円を超える下げをみせるなど波乱含みの動きとなったが、大引けにかけ急速に下げ渋っており、目先値ごろ感からの押し目買いや買い戻しも観測される。きょうは週末ということもあり、積極的な買いは見込みにくいものの一方向に売りがかさむ可能性も低そうだ。

 21日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比54ドル80セント安の2万7766ドル29セントと3日続落。ナスダック総合株価指数は、同20.521ポイント安の8506.211だった。

 日程面では、きょうは10月の消費者物価指数、10月の全国百貨店売上高など。海外では11月の米製造業PMI(購買担当者景気指数)、11月の米消費者態度指数速報値(ミシガン大学調査)、11月のユーロ圏PMI速報値など。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2019年11月22日 08時24分

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