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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ニトリHD、良品計画、野村総研

ニトリHD <日足> 「株探」多機能チャートより
■ニトリホールディングス <9843>  15,960円  +600 円 (+3.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 ニトリホールディングス<9843>は4日ぶりに大幅反発、9月24日につけた年初来高値の更新を視野に入れてきた。2日引け後に発表した20年2月期第2四半期(3~8月)売上高は前年同期比6.6%増の3215億9800万円を確保したものの、営業利益は前年同期比0.6%減の555億7700万円だった。キッチン用品や家電、ダイニング家具、ベッドルーム家具が好調だったものの、賃金上昇などによる発送配達費の上昇や15店舗既存店の改装(前年同期は6店舗)を行ったため、展示什器費などが増加し利益を圧迫した。ただ、営業利益は上期会社計画531億円に対して約25億円の超過で着地しており、これを手掛かり材料に買いが流入している。

■良品計画 <7453>  2,088円  +42 円 (+2.1%)  11:30現在
 良品計画<7453>が3日続伸。2日、9月の月次概況を発表。直営ベースの既存店売上高が前年同月比21.9%増と5カ月連続でプラスとなったことが買い材料視された。9月の販売状況は、前半は残暑の影響もあり、前月に引き続き半袖Tシャツ、肌着が好調に推移した。靴下は3足890円から790円に価格見直しを実施し、売り上げ数量を大きく伸ばした。また、月後半に向けては消費税増税前の駆け込み需要により、キッチン用品、ケア用品やファイルボックスなどのまとめ買いや、布団、家具など高単価の商品の売り上げが大幅に上昇した。

■ユナイテッドアローズ <7606>  3,290円  +10 円 (+0.3%)  11:30現在
 ユナイテッドアローズ<7606>が全体下落相場に逆行して反発している。2日大引け後に発表した9月度の売上概況(速報)で、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高が前年同月比9.1%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。9月は前年よりも気温が高めに推移したものの、メンズ、ウィメンズともにビジネスアイテムやダウンジャケットが好調だった。また、前年同月に比べて休日が1日少なく2.1%程度のマイナス影響があったとしている。なお、全社売上高は同4.2%増だった。

■野村総合研究所 <4307>  2,128円  +4 円 (+0.2%)  11:30現在
 野村総合研究所<4307>が続伸。3日付の日本経済新聞朝刊で「野村総合研究所の2019年4~9月期の連結業績は、営業利益が前年同期比2割増の400億円程度になったようだ」と報じられたことが好感された。記事によると、主力の金融向けシステム開発が好調だったという。民間のIT(情報技術)投資は総じて活発で、技術者の稼働率が高まったことも大幅増益につながったとしている。

■バリューコマース <2491>  1,510円  -139 円 (-8.4%)  11:30現在  東証1部 下落率2位
 バリューコマース<2491>が続急落している。SMBC日興証券が2日付で投資判断「2」を継続しつつ、目標株価を2950円から2000円へ引き下げたことが弱材料視されているようだ。同証券によると、ヤフーショッピング取扱高成長率に対してSTORE’s R∞の売上高の伸び率が上回ることや、ZHDグループとの新たな協業に関するニュースフローが挙げられるが、どちらも今期においては期待できないと指摘。19年12月期の連結営業利益を51億5000万円から48億1000万円へ、20年12月期を60億2000万円から52億7000万円へ、それぞれ従来比で6.6%、12.5%下方修正した。

■TSIホールディングス <3608>  572円  -33 円 (-5.5%)  11:30現在
 TSIホールディングス<3608>は大幅安。同社は婦人服大手。2日取引終了後に20年2月期第2四半期(3~8月)業績を発表。売上高は818億4700万円(前年同期比8.8%増)、営業損益は1億6400万円の赤字(前年同期1億8600万円の赤字)、最終損益は10億5300万円の黒字(同3億6200万円の赤字)と高変化を見せた。EC事業を引き続き強化する一方、販管費抑制策が奏功し収益を牽引した。しかし、最終利益段階で予想していた23億円の黒字には届かなかったことで嫌気される形で売りが先行した。

■日経レバ <1570>  18,270円  -780 円 (-4.1%)  11:30現在
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が大幅続落。全体相場は米景気減速への警戒感を背景に、前日の米株安に追随して大きく水準を切り下げる展開を余儀なくされている、日経平均株価は一時500円安に売られるなど波乱展開。同株価に連動するETFでボラティリティが2倍に設定されている日経レバも900円近い下げをみせる場面があった。売買代金は午前11時20分現在で110億円を超え、全市場を通じて群を抜く水準をこなしている。

■双葉電子工業 <6986>  1,289円  -49 円 (-3.7%)  11:30現在
 双葉電子工業<6986>が大幅続落。2日大引け後、20年3月期第2四半期に投資有価証券評価損として2億3300万円を計上すると発表しており、これを嫌気する売りが向かった。保有する投資有価証券のうち、時価が著しく下落している上場株式について、減損処理による投資有価証券評価損を計上する。なお、20年3月期の連結業績予想については現在精査中とし、修正が必要になった場合は速やかに公表するとしている。

■国際石油開発帝石 <1605>  947.8円  -27.8 円 (-2.9%)  11:30現在
 国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>など資源開発関連やJXTGホールディングス<5020>など石油株が総じて軟調。ADP全米雇用リポートを受け前日の米株市場は波乱含みの下げとなったが、原油市況も世界景気減速に対する思惑から下げ基調を強めている。前日にWTI原油先物価格は7日続落、98セント安と大幅な下げで52ドル64セントまで水準を切り下げた。これを背景に米株市場ではシェブロンやエクソンモービルなどのエネルギー関連株が売り込まれ全体指数の下げを助長した。この流れが東京市場にも波及している。

■ファーストリテイリング <9983>  61,960円  -1,800 円 (-2.8%)  11:30現在
 ファーストリテイリング<9983>が反落。全体相場の下落で同社株にも売りが先行している。また、2日取引終了後に発表された9月の国内ユニクロ事業の既存店およびEコマースの売上高速報は、前年同月比4.2%減と2カ月ぶりに前年実績を下回った。9月は気温が高く推移したことから、既存店売上高は減収となった。

■トヨタ自動車 <7203>  6,975円  -184 円 (-2.6%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>や日産自動車<7201>など自動車株が安い。前日のニューヨーク市場で、米景気減速懸念が強まるなかNYダウが大幅続落。リスク回避姿勢が強まり為替市場では午前10時時点で1ドル=107円00銭前後へ円高が進行していることも嫌気された。9月の米自動車販売はトヨタ、日産ともに前年同月比で2ケタ減となったことも警戒されている。

■ソフトバンクグループ <9984>  4,103円  -97 円 (-2.3%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>が続落。9月中旬を境に4700円近辺のもみ合いを下放れており、きょうは4000円トビ台まで水準を切り下げ大台割れを意識する展開。売買代金は全上場銘柄を通じてトップ(ETFは除く)となっている。本体及びソフトバンク・ビジョン・ファンドで100億ドル以上を投資するシェアオフィス大手ウィーカンパニーの経営問題が引き続き同社株の売り材料となっている。ウィーカンパニーは上場申請の取り下げで資金繰りが懸念されており、これをソフトバンクGが支援する形となった場合の資金負担の思惑も株価にネガティブに働いている。株式需給面では東証信用倍率が11倍強と大幅に買い長で、4000円台を大きく割り込んだ場合は個人投資家の投げを誘発する可能性も指摘されている。

■三菱UFJ <8306>  539.5円  -10.5 円 (-1.9%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが売りに押される展開。ここ、米景気の減速懸念を背景に米長期金利が連日低下している。前日に米10年債利回りは終値ベースで1.60%台を下回り、1.597%まで低下。米株市場ではJPモルガンやゴールドマン・サックスなどの大手金融株が軒並み安となった。東京市場でも、米国事業における運用環境の悪化を嫌気する形でメガバンクは目先筋の売りを誘発している。

■安川電機 <6506>  3,910円  -65 円 (-1.6%)  11:30現在
 安川電機<6506>、ファナック<6954>などFA関連株への売りが顕著。前日の米国株市場では9月のADP全米雇用リポートを受けて米景気減速への警戒感が一段と高まり、NYダウが波乱含みの下げをみせた。それに先立つ欧州株式市場も軒並み大きく下値を探っており、世界的に景気先行きに対する不透明感が意識されている。世界景気に受注動向などが連動しやすい機械セクターは、9月に入り株価水準を切り上げていたが、目先は利益確定を急ぐ動きが強まっている。

■アマガサ <3070>  443円  +80 円 (+22.0%) ストップ高   11:30現在
 婦人靴などの企画販売を手掛けるアマガサ<3070>がストップ高まで買われている。同社は2日、CROOZ LOGISTICS(東京都品川区)と倉庫内物流業務のうち一部を業務委託する契約を締結したと発表。これによる業績への寄与などが期待されているようだ。この契約は、物流の外部委託による在庫一元管理とチャネル連携に係る施策の一環。小売事業とEC事業との連携を推し進め、オムニチャネル化、販売ロスの抑制、顧客満足度の向上、売上高の増加につなげたいとしている。

●ストップ高銘柄
 EAJ <6063>  1,615円  +300 円 (+22.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 レオクラン <7681>  4,120円  +700 円 (+20.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 アトラ <6029>  495円  +80 円 (+19.3%) ストップ高   11:30現在
 FVC <8462>  742円  +100 円 (+15.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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