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【材料】ブレーキは商い増勢のなか荒い値動き、臨時総会開催し優先株発行などを決定

ブレーキ <日足> 「株探」多機能チャートより
 曙ブレーキ工業<7238>は、出来高増勢のなか値の荒い展開。株価は一時210円まで買われ、1月につけた218円の年初来高値に接近した。ブレーキ大手の同社は資金繰りが悪化し事業再生ADR(裁判以外の紛争解決)を1月末に申請している。きょう都内で臨時株主総会を開催。事業再生ファンドのジャパン・インダストリアル・ソリューション(JIS)から200億円を調達するための優先株の発行や日本電産<6594>の宮地康弘元常務執行役員らを取締役とする経営陣人事の選任など4つの議案が可決されたと発表した。更に業績予想については精査中となっているものの、事業再生ADR手続きの対象債権残高の52.5%に当たる560億円について債務免除され、そのうち430億6300万円が20年3月期第2四半期に特別利益として計上される見通しになったことも公表している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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