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【市況】23日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は623ドル安と急落

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 23日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比623.34ドル安の2万5628.90ドルと急落した。

 朝方、中国は約750億ドル分の米国製品に報復関税をかけると発表。これを受け、NYダウは100ドル超下落して取引が始まった。その後、ジャクソンホール会議でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、追加利下げに前向きな姿勢を示すとNYダウとナスダック指数はそろってプラス圏に浮上した。しかし、トランプ米大統領が中国の報復関税に対抗措置を講じる姿勢をみせると、NYダウは一気に売りに転じ下げ幅は一時700ドルを超える場面があった。結局、623ドル安で取引を終えた。アップルが急落したほか、半導体関連のインテルやエヌビディア、ザイリンクスが安い。アルファベット(グーグル)やフェイスブックなど主力IT関連株が売られた。半面、ボーイングが高く、セールスフォース・ドットコムが値を上げた。

 ナスダック総合株価指数は、同239.622ポイント安の7751.766と大幅続落。出来高概算は、ニューヨーク市場が9億7140万株、ナスダック市場は22億1437万株となった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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