【市況】東京株式(前引け)=欧米株安を受け売り優勢も後半下げ渋る
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は、前日の欧米株安の流れを引き継ぎ主力株はじめ広範囲に売りが優勢となった。先物を絡めた海外ヘッジファンド筋の売りが全体指数を押し下げた。ただアジア株市場は、中国株は安いものの韓国株がしっかりした動きをみせるなど高安まちまちで、取引時間中に為替がドル高・円安方向に振れたこともあり、売り一巡後は漸次下げ渋る展開となった。もっとも、値下がり銘柄数は全体の8割を占めている。また、売買代金は7800億円弱と低調だった。
個別ではソフトバンクグループ<9984>が軟調、武田薬品工業<4502>、第一三共<4568>なども安い。ZOZO<3092>も売りに押された。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも冴えない。ダブル・スコープ<6619>がストップ安、インターアクション<7725>も大幅安。半面、ファーストリテイリング<9983>が高く、東京エレクトロン<8035>、ファナック<6954>も堅調。GameWith<6552>が値上がり率トップに買われ、ワイヤレスゲート<9419>、TOKYO BASE<3415>なども値を飛ばした。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)