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【市況】東京株式(前引け)=反発、売り圧力一巡でリバウンド狙いの買い優勢

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 8日前引けの日経平均株価は前営業日比120円16銭高の2万636円72銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は5億6578万株、売買代金概算は9581億5000万円。値上がり銘柄数は1282、対して値下がり銘柄数は776、変わらずは89銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、朝方は強弱観が対立し日経平均株価は寄り後いったん安くなる場面もあったが、前場後半から買いの勢いが強まり一時170円近く上昇した。前引けは伸び悩んだが2万600円台を回復している。米中協議の先行きに対する警戒感がくすぶるなか、世界景気減速に対する懸念が株式市場の重荷となっているが、日経平均は前日まで4日続落で1000円以上の下げをみせていたこともあり、目先リバウンド狙いの買いが優勢となった。人民元レートが落ち着いた値動きとなったことや、アジア株市場が総じて強い動きを示したことが追い風材料となった。

 個別では任天堂<7974>がしっかり、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>も高い。太陽誘電<6976>も買い優勢。ファーストリテイリング<9983>、資生堂<4911>も上昇した。ジャストシステム<4686>、サンデンホールディングス<6444>がストップ高、enish<3667>も物色人気。半面、ソフトバンクグループ<9984>が断トツの売買代金をこなすも軟調、JXTGホールディングス<5020>が売られた。日本マイクロニクス<6871>が急落、アイスタイル<3660>、じげん<3679>なども大幅安。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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