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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:オプトラン、レーザーテク、コムシスHD

レーザーテク <日足> 「株探」多機能チャートより
■ジャストシステム <4686>  4,265円  +700 円 (+19.6%) ストップ高   11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 ジャストシステム <4686> がストップ高。7日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比91.3%増の41.6億円に拡大して着地したことが買い材料視された。四半期ベースで過去最高益を達成した。自治体などにおけるICT環境の整備やパソコンの更新需要が拡大し、関連ソフトウエアの導入が進んだことが寄与。法人向け事業の売上高は前年同期比78.3%増の40億円、個人向けは同22.0%増の54.5億円だった。

■KNTCT <9726>  1,400円  +164 円 (+13.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 KNT-CTホールディングス <9726> が続急騰。7日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比16倍の26.7億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。ゴールデンウィーク10連休効果で海外旅行が大きく伸びたほか、改元を記念したツアーなどが好評だった国内旅行も増加した。桜の早期開花や大阪北部地震の影響などで国内旅行が不振だった前期を大幅に上回る結果となった。上期計画の23.9億円をすでに11.9%も上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■オプトラン <6235>  2,905円  +307 円 (+11.8%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 光学薄膜装置メーカーのオプトラン <6235> が続急伸。7日大引け後に発表した19年12月期上期(1-6月)の連結経常利益が前年同期比27.0%増の72.6億円に伸びて着地したことが買い材料視された。生体認証機能などの需要増加を背景にスマートフォン向け成膜装置の販売が好調だった。また、監視カメラやIoT関連成膜装置やLED関連成膜装置も堅調に推移した。通期計画の113億円に対する進捗率は64.3%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■レーザーテック <6920>  5,500円  +490 円 (+9.8%)  11:30現在
 レーザーテック <6920> が急騰。7日大引け後に発表した19年6月期の連結経常利益は前の期比37.3%増の78.3億円に伸び、従来予想の65億円を上回って着地。続く20年6月期も前期比65.9%増の130億円に拡大し、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。今期は半導体製造大手が次世代のEUV(極端紫外線)リソグラフィを含め先端ライン向けに設備投資を継続するなか、マスクブランクス欠陥検査装置などの販売が拡大し、39.0%の大幅増収を見込む。併せて、前期の年間配当を39円→47円に増額し、今期も前期比31円増の78円に大幅増配する方針としたことも買いに拍車を掛けた。

■新晃工業 <6458>  1,608円  +128 円 (+8.7%)  11:30現在
 新晃工業 <6458> が急伸。7日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比3.2倍の16.1億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。良好な事業環境を背景に、国内で空調機器の販売が拡大したことが寄与。上期計画の21億円に対する進捗率は77.0%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■東京応化工業 <4186>  3,655円  +285 円 (+8.5%)  11:30現在
 7日に決算を発表。「上期経常は6%減益も対通期進捗は過去平均を超過」が好感された。
 東京応化工業 <4186> が8月7日大引け後(15:00)に決算を発表。19年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比5.7%減の44億円に減ったが、通期計画の85億円に対する進捗率は51.8%に達し、前年同期の43.6%も上回った。
  ⇒⇒東京応化工業の詳しい業績推移表を見る

■ミズノ <8022>  2,625円  +178 円 (+7.3%)  11:30現在
 ミズノ <8022> が続急伸。7日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比35.2%増の18億円に拡大して着地したことが買い材料視された。国内は減収だったものの、採算を重視した販売の徹底が奏功し、営業利益は大幅に増えた。海外は米州でゴルフクラブの販売が大きく伸びたほか、ランニングシューズも好調だった。また、事業構造改革を実施した中国の損益が大きく改善した。

■コムシスHD <1721>  2,756円  +184 円 (+7.2%)  11:30現在
 通信工事最大手のコムシスホールディングス <1721> が急反発。7日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比29.7%増の55.1億円に伸びて着地したことが買い材料視された。昨年10月に経営統合したNDS、北陸電話工事、SYSKENの3社の業績上積みが収益を押し上げた。上期計画の117億円に対する進捗率は5年平均の33.1%を上回る47.1%に達しており、堅調なスタートを切ったことが評価されたようだ。

■アルペン <3028>  1,620円  +103 円 (+6.8%)  11:30現在
 7日に決算を発表。「前期経常が上振れ着地・今期は2.2倍増益へ」が好感された。
 アルペン <3028> が8月7日大引け後(16:00)に決算を発表。19年6月期の連結経常利益は前の期比34.0%減の28.8億円に落ち込んだが、従来予想の24.2億円を上回って着地。20年6月期は前期比2.2倍の62.1億円に急拡大する見通しとなった。3期連続増収になる。
  ⇒⇒アルペンの詳しい業績推移表を見る

■LIFULL <2120>  505円  +31 円 (+6.5%)  11:30現在
 7日に決算を発表。「4-6月期(3Q)税引き前は41%増益」が好感された。
 LIFULL <2120> が8月7日大引け後(17:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年9月期第3四半期累計(18年10月-19年6月)の連結税引き前利益は前年同期比12.8%減の30.9億円に減った。
  ⇒⇒LIFULLの詳しい業績推移表を見る

■片倉工業 <3001>  1,250円  +76 円 (+6.5%)  11:30現在
 7日に決算を発表。「今期経常を8%上方修正」が好感された。
 片倉工業 <3001> が8月7日大引け後(16:00)に決算を発表。19年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比42.3%増の25.4億円に拡大し、従来の13.4%減益予想から一転して増益で着地。併せて、通期の同利益を従来予想の26億円→28億円(前期は24.5億円)に7.7%上方修正し、増益率が5.9%増→14.0%増に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒片倉工業の詳しい業績推移表を見る

■大日本印刷 <7912>  2,261円  +132 円 (+6.2%)  11:30現在
 7日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は12%増益で着地」が好感された。
 大日本印刷 <7912> が8月7日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比12.1%増の170億円に伸び、通期計画の585億円に対する進捗率は29.1%となり、5年平均の26.0%とほぼ同水準だった。
  ⇒⇒大日本印刷の詳しい業績推移表を見る

■東急建設 <1720>  733円  +42 円 (+6.1%)  11:30現在
 東急建設 <1720> が急伸。7日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比80.7%増の70億円に拡大して着地したことが買い材料視された。国内の民間建築工事を中心に手持ち工事が順調に進み、28.8%の大幅増収を達成したことが寄与。第1四半期実績だけで通期計画の128億円に対する進捗率は54.7%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■東洋炭素 <5310>  2,040円  +98 円 (+5.1%)  11:30現在
 東洋炭素<5310>は3連騰している。7日の取引終了後、19年12月期の連結業績予想について、営業利益を50億円から58億円(前期比17.3%減)へ、純利益を35億円から40億円(同18.5%減)へ上方修正したことが好感されている。売上高は、米中貿易摩擦や日韓の輸出管理問題の影響で、事業環境に不透明感が増していることを受けて、400億円から370億円(同10.0%減)へ下方修正したものの、上期に円安の影響や人件費が想定を下回ったことで計画を上振れした分が上乗せされる見通し。また、引き続きコスト抑制に努めることも寄与するとしている。同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高191億4100万円(前年同期比13.2%減)、営業利益31億5800万円(同24.4%減)、純利益23億300万円(同24.6%減)だった。

■T&Gニーズ <4331>  1,100円  +150 円 (+15.8%) ストップ高   11:30現在
 テイクアンドギヴ・ニーズ <4331> がストップ高。7日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比14.2%増の8.2億円に伸びて着地したことが買い材料視された。国内ウェディング事業の増益で海外事業の減益をカバーした。国内はリニューアル戦略が奏功したほか、単価も上昇し、2ケタ増益を達成。一方、海外事業は新店フル稼働による販管費の増加や国内マーケットの受注減少が響き、減益だった。営業利益段階では前年同期と比べ微減益だったが、為替差損益の好転で経常利益は2ケタ増を確保した。

●ストップ高銘柄
 ホープ <6195>  3,730円  +700 円 (+23.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 サンデンHD <6444>  552円  +80 円 (+17.0%) ストップ高   11:30現在
 青木あすなろ建設 <1865>  1,088円  +150 円 (+16.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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