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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):マツキヨHD、乃村工芸社、旭化成

マツキヨHD <日足> 「株探」多機能チャートより
■マツキヨHD <3088>  3,515円  +115 円 (+3.4%)  本日終値
 マツモトキヨシホールディングス<3088>は続伸。16日の取引終了後、ベトナムの大手企業グループであるロータス・フード・グループと、ドラッグストアの事業展開で基本合意したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。今回の基本合意はベトナムにおけるドラッグストアの開発・運営を行うための合弁事業推進を目的としたもの。具体的な事業展開については、今後両社で順次決定する予定で、20年3月期業績への影響は軽微としている。同時に、香港にドラッグストア事業の現地法人を開設すると発表した。なお、事業展開の具体的な内容に関しては今後検討するとしている。

■乃村工藝社 <9716>  1,451円  +30 円 (+2.1%)  本日終値
 乃村工芸社<9716>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が16日付で投資判断「ホールド」を継続しつつ、目標株価を1610円から1660円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券によると、「2020 年の東京五輪開催に向けた収益モメンタムの上昇」というシナリオは順調に推移しており、株価バリュエーションに割高感はないと評価。また、7月4日に発表した第1四半期(3~5月)決算は、営業利益が前年同期比4.8倍になり、同証券予想の同3.4倍を上回ったが、第2四半期(6~8月)以降も工程管理の徹底により20%超の総利益率が維持され、経費コントロールによる販管費の伸びが抑制されると予想。これに伴い、20年2月期の営業利益予想を99億3000万円から104億8000万円に上方修正している。

■物語コーポレーション <3097>  9,200円  +70 円 (+0.8%)  本日終値
 物語コーポレーション<3097>はしっかり。16日の取引終了後に発表した6月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比4.7%増と4カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。主力の焼肉部門が同5.0%増と伸長したほか、ラーメン部門も同6.5%増と好調だった。なお、19年6月期通期では既存店売上高は前年同期比1.5%増だった。

■旭化成 <3407>  1,141円  +8 円 (+0.7%)  本日終値
 旭化成<3407>が4日続伸。この日、宮崎県延岡市で人工皮革「ラムース」の生産設備の増設を行うと発表しており、これを好材料視した買いが入った。「ラムース」は、独自製法による3層構造の高級人工皮革で、自動車内装材や家具、ITアクセサリー、衣料、産業用資材などに利用されている。近年、自動車内装材やITアクセサリー用途向けを中心に販売量が増加し、今後も更なる需要の拡大が見込まれることから、設備を増設するとしており、生産能力は現在の年600万平方メートルから1000万平方メートルに拡大する予定。19年度下期に着工し、21年度下期に稼働を開始する予定だ。

■ダイフク <6383>  5,880円  +30 円 (+0.5%)  本日終値
 ダイフク<6383>が7日ぶりに反発。水戸証券は16日、同社株のレーティング「A」を継続した。目標株価は7500円としている。同社はマテリアルハンドリング(保管・搬送・仕分け装置)の大手専業メーカー。19年3月期の営業利益は前の期比37%増の546億8100万円と2月に上方修正された530億円の予想を上回って着地した。エレクトロニクスや自動車の利益率が改善した。20年3月期の同利益は前期比3%減の528億円が見込んでいるが、同社が得意とする先端半導体の投資は回復時期がやや早いと予想。21年3月期の同利益は今期推定比26%増の665億円への増益を予想している。

■トヨタ自動車 <7203>  7,027円  +27 円 (+0.4%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>は底堅さを発揮している。朝方は安く始まったものの7000円大台を割り込んだ水準では押し目買いが厚く、前引け時点では小幅ながらプラス圏で売り物を吸収している。米中貿易交渉が長期化することへの警戒感が再燃していることは、輸出セクターにはネガティブに働くが、売り圧力は限定的。きょうは好調な米経済指標を受けドルが買われ、1ドル=108円台前半の推移と円安方向に振れていることが為替感応度が特に高い同社にとって追い風となっている。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,069円  -122 円 (-2.4%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>が続落、一時4%超の下げとなりフシ目の5000円大台を割り込んだ。同社株が5000円を割り込むのは6月下旬の株式分割後初めて。傘下の米携帯電話会社スプリントとTモバイルUSの経営統合が難航していることが株価の重荷となっている。株式需給面では海外ヘッジファンドの先物への売りが裁定解消売りを誘発し、同社株に押し下げ圧力が働いている。

■ブロンコビリー <3091>  2,255円  -50 円 (-2.2%)  本日終値
 ブロンコビリー<3091>が反落。16日の取引終了後に発表した第2四半期(1~6月)単独業績が、売上高111億4500万円(前年同期比0.1%減)、営業利益11億6800万円(同17.4%減)、純利益7億7300万円(同20.1%減)と2ケタ営業減益となったことが嫌気された。既存店売上高が同9.5%減と計画の5.8%減を下回ったことが売上高・利益を押し下げた。今期は出店ペースを落とし、収益性の重視や従業員教育の再強化に取り組んでおり、上期の出店が2店舗にとどまったことで、販管費の伸びを売上高で吸収しきれなかった。なお、19年12月期通期業績予想は、売上高235億円(前期比4.8%増)、営業利益24億3000万円(同6.4%減)、純利益16億2000万円(同9.4%減)の従来見通しを据え置いている。

■サイバーステップ <3810>  1,108円  +150 円 (+15.7%) ストップ高   本日終値
 サイバーステップ <3810> [東証2]がストップ高。16日大引け後に発表した19年5月期の連結経常損益は前の期比85.1%減の8400万円に落ち込んだが、従来予想の1億1000万円の赤字から一転黒字で着地。続く20年5月期の同利益は前期比4.8倍の4億円にV字回復する見通しとなったことが買い材料視された。前期上振れはオンラインクレーンゲーム「トレバ」で景品の配送や保管にかかるコスト削減が想定より進んだことが背景。今期は一段の増台を予定する「トレバ」や新規タイトルの課金収入が伸び、12.5%の大幅増収を見込む。

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