【材料】サムティ---2Qは2桁増益、不動産事業の大幅増益が寄与
サムティ <日足> 「株探」多機能チャートより
サムティ<3244>は3日、2019年11月期第2四半期(18年12月-19年5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.3%増の478.27億円、営業利益が同53.0%増の139.41億円、経常利益が同61.9%増の128.03億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同59.9%増の90.44億円となった。
不動産事業の売上高は前年同期比2.1%増の427.24億円、営業利益は同54.5%増の148.45億円となった。「S-RESIDENCE」シリーズである「S-RESIDENCE本八幡(千葉県市川市)」、収益マンションである「サムティレジデンス船橋本町(千葉県船橋市)」等の販売、また「サムティ姫島LIBERLE(大阪市西淀川区)」等を分譲した。また、ホテルアセットである「エスペリアイン大阪本町(大阪市西区)」等を売却した。
不動産賃貸事業の売上高は前年同期比11.4%減の32.03億円、営業利益は同12.2%増の11.74億円となった。賃料収入の増加を図るべく、営業エリアの拡大並びに収益不動産の仕入強化に継続して努めた。
その他の事業の売上高は前年同期比126.3%増の18.99億円、営業利益は0.05億円(前年同期は0.42億円の損失)となった。
2019年11月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.0%増の860.00億円、営業利益が同14.0%増の160.00億円、経常利益が同16.0%増の135.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.9%増の95.00億円とする直近の予想を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ