【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(6月19日記）

　日経平均株価は、大幅高となったNYダウの動きを映して、本日寄り付き値が大きく上放れて始まる公算です。

　現在が6月4日の安値2万0289円以下を目指す途中での一時的な反発に過ぎないなら、目先は、5月20日の高値2万1430円を超えられず、寄り付きでの上放れの後、すぐに上値を抑えられる動きになる公算です。

　現在が4月下旬以降の下げ幅全体の修正局面となって、2万1500円以上を目指す動きの途中なら、本日は寄り付きでの一段高の後も上昇を継続して、2万1430円を目指す動きになると考えられます。

　なお、寄り付き値の値位置が6月17日高値の2万1185円以下で始まる場合、上値の重い動きになる可能性が大きいと見ておきます。


情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。


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