【材料】塩野義薬が続伸、ゾフルーザのインフルエンザ予防に向けた第3相臨床試験で主要目的を達成
塩野義 <日足> 「株探」多機能チャートより
同試験の主要評価項目は、「インフルエンザウイルス感染症患者のいる家族、または共同生活者に被験薬を投与したときの投与後10日の間にインフルエンザウイルスに感染し、発熱かつ呼吸器症状を発現した被験者の割合」で、この主要評価項目がプラセボに対して有意に低い結果を示し、ゾフルーザの1回経口投与によるインフルエンザウイルス感染症の発症抑制効果が認められたという。これにより、ゾフルーザが1回の経口投与でインフルエンザウイルス感染症の治療だけでなく、予防でも効果を発揮することが示されたとしており、同社では今後、予防適応追加に向けて準備を進めるとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)