アンリツ <日足> 「株探」多機能チャートより
アンリツ<
6754>が続伸、後場に入り一時70円高の1704円まで買われた。国内でも次世代通信規格「5G」向け関連投資が動き出すなか、通信計測器の販売拡大に期待がかかっている。20年3月期業績は、売上高、利益ともに急拡大した前期の反動もあって、営業利益段階で前期比11%減益を見込むが、これは研究開発など先行投資負担が反映されたもの。トップラインの今期2%増収予想は保守的で、5G関連中心に上振れが見込まれ、それに伴い利益も増額される可能性が指摘されている。きょう、前場取引終了後にSCSK<
9719>が、アンリツの製品であるネットワークの最適化を低コストで提供することを可能とした「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」の販売を開始することを発表、これも足もとの株価刺激材料となっている。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2019年05月28日 13時32分