【市況】個人投資家R：私のデイトレ失敗談～無限ナンピン編【FISCOソーシャルレポーター】

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家R氏（ブログ「デイトレで勝てない人のためのブログ」を運営）が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年4月19日22時に執筆

こんにちは。『デイトレで勝てない人のためのブログ』を執筆しているRと申します。私自身、デイトレで勝てなかった頃、1つのブログと出会い、変わっていくことが出来ました。1人でも多くの方が勝てるようになるきっかけになれたら嬉しく思います。


■ナンピンを駆使してデイトレ力アップ

デイトレで勝てなかった私はあるブログとの出会いで勝てるようになり、空売りでの大失敗を乗り越え、それなりに収支も出せるデイトレーダーへと成長していました。

ピンチの時にはナンピン（予想に反して値下がりしてしまった時に追加で株を買う株式手法のこと）を使って危機を脱出することもあり、使い方さえ間違えなければ、すなわちセルフコントロールさえきちんと出来ていればナンピンを使ってうまくやり繰りしていくことが出来ると確信していました。

少し危ないかなと思う場面に遭遇しても、計画的なナンピンをすることでチャンスに変え、利益を積み上げることが出来ていました。あの時までは。


■無限ナンピンの恐ろしさ

私はコツコツ稼ぐ派のデイトレーダーであるため、信用取引はするものの信用余力を目いっぱい使うようなトレードは基本的にしません。

しかしある日、朝から大きな下落に巻き込まれ、慌ててナンピンした位置さえ一気に貫通されてしまいました。午前中を終えて20万くらいの損失だったでしょうか。この時はまたいつものように後場で取り返せると少し希望を持っていました。

後場に入ると希望とは裏腹に下げが加速していきました。「もうこれ以上は下がらないだろう」という言葉とともにナンピンをした回数は数え切れません。

当時の信用取引というのは、1回取引をすると信用余力がなくなってしまうルールでした。
余力が1000万円だとすると、1日で1000万円までの取引しか出来ないのです。

つまり、今ナンピンで大きく大きく膨らんだロットも、1回売ってしまえばもう買い直すことは出来ないのです。その思いがロスカットを邪魔していました。ここまで大きな含み損になった以上、極大ロットの状態で株価が戻すしか復活出来る可能性はない。

そう思ってナンピンを続けていきました。恐ろしいことにその日は大引けまで終始暴落で、私の損失は80万円を超えました。口座に入っていた金額の20％以上を失ったのです。

日々2万、3万を目標にコツコツとトレードをしていた私はまさに放心状態でした。


■大負けの入り口はさりげない日常

今回の無限ナンピンだけでなく、私はデイトレーダーとしてやってきたこの13年弱、多くの大負けを経験してきました。

それらの大負けで共通しているのは、買う前に恐怖を感じていなかったことです。さりげない日常の中で、軽い気持ちで取ろうとした行動が発端になっているのです。

何が言いたいかと言うと、株価が激しく動いていて、「怖い」と思うような銘柄にもたくさんエントリーしているにも関わらず、そういう銘柄で大負けするケースはまずなく、そんな危険があると思えないような時、油断している時に突然牙をむいてくる傾向が強いのです。

私は『デイトレで勝てない人のためのブログ』の他に、自分自身のデータを後から復習する目的で収支ブログを書いています。そのデータを見ると明らかに傾向がわかるのです。見た目で怖い銘柄ほど気を付けてトレードしているという理由もあるのでしょう。

本当に怖いのは、怖い銘柄ではなく、自分の心に潜む油断だということ、今後も肝に銘じてデイトレードを続けていきたいと思います。


私の失敗談3部作、いかがだったでしょうか。私が『デイトレで勝てない人のためのブログ』にてデイトレで勝てなくて悩んでいる人のための記事を日々作成しているのは、過去の私のように絶望してしまった人の助けに少しでもなりたいという思いからです。

あくまで私個人が勝てるようになった経緯に基づいた個人的な意見になります。参考になるという方もいれば、参考にならない方もいらっしゃると思います。

どんな人にも面白いと思ってもらえるような記事作りに励んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。


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執筆者名：R
ブログ名：デイトレで勝てない人のためのブログ

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　提供：フィスコ