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【市況】個人投資家R:私のデイトレ失敗談~空売り編【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家R氏(ブログ「デイトレで勝てない人のためのブログ」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年4月19日22時に執筆

こんにちは。『デイトレで勝てない人のためのブログ』を執筆しているRと申します。私自身、デイトレで勝てなかった頃、1つのブログと出会い、変わっていくことが出来ました。1人でも多くの方が勝てるようになるきっかけになれたら嬉しく思います。


■初めての空売りでストップ高

前回記事にも書きましたが、私がデイトレを始めたのは2006年8月で、新興市場にとってはまさに氷河期とも言える時代でした。株価は少し跳ねることはあっても最終的には下落の一途を辿っていました。

そのため、空売りさえ出来れば簡単に勝てるという思考を持つ人も多くいて、私もいつの間にかそういう思考を持つようになっていました。

デイトレ開始から負け続けたものの、1年後にはあるブログとの出会いをきっかけに月間成績でずっと連勝出来るようになっていました。そこで信用取引口座を開設し、念願の空売りにチャレンジしてみたのです。

すると初めての空売りでストップ高に張り付けられてしまい、いきなり10万もの損失を出すことになってしまいました。少しトラウマになり、空売りはいきなり封印となりました。


■ザラ場中の材料で空売り大損

それからしばらく空売りをしなかったものの、数か月後に空売りすれば勝てると思えるポイントがやってきました。私は過去のトラウマを振り切り、思い切って空売りをしました。

しかしそのたった1分後、ザラ場中にも関わらず大きな材料が出て即座にストップ高に張り付いてしまいました。結局数日間ストップ高が続き、私は40万円の投資額で51万円負けるという経験をしました。

自分の投資額を超える損失を出したのです。食事が喉を通らず、人生で初めてファミリーレストランで料理を残しました。

反省を挙げれば、その銘柄の決算日であったことを知っていたのに、場中に材料は出ないだろうと思ってしまったこと、そして14時という節目の時間を目前に行動してしまったことです。

ただ、それにしても恐ろしいものです。空売りでは投資金額を超える損失が出る危険もあるときちんと認識しておく必要がありますね。


■空売りのトラウマは消せない

私はそれ以降、ほとんど空売りをしていません。正直なところ、かなり歳を重ねた今であっても空売りをしようとすると当時の記憶が鮮明に蘇るほどトラウマは残っています。

本当に時々ですが空売りをしたこともありました。しかし空売りをするとすぐに心臓がバクバクいってしまい、少し脅かされただけであっさりと高値で買い戻してしまうため、ほとんどがロスカットになってしまっています。

デイトレのレベルは昔より上がっていると思いますし、兼業トレーダーとしては日々満足出来る成績になっていると思っていますが、それでも空売りが絡めば素人以下と言いますか、勝てる見込みのないトレードになってしまいます。

現在では証券会社のトレードツールの設定で空売りが出来ないようにロックをしているくらいです。空売りをすることはもう今後ないかも知れません。そう言いながらもいつか自分でロックを解除してるような気もするから不思議なものです。

次回は『私のデイトレ失敗談~無限ナンピン編』を書きたいと思います。


私の空売り失敗談、いかがだったでしょうか。私が『デイトレで勝てない人のためのブログ』にてデイトレで勝てなくて悩んでいる人のための記事を日々作成しているのは、過去の私のように絶望してしまった人の助けに少しでもなりたいという思いからです。

あくまで私個人が勝てるようになった経緯に基づいた個人的な意見になります。参考になるという方もいれば、参考にならない方もいらっしゃると思います。

どんな人にも面白いと思ってもらえるような記事作りに励んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。


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執筆者名:R
ブログ名:デイトレで勝てない人のためのブログ

《US》

 提供:フィスコ

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