市場ニュース

戻る
 

【材料】商船三井、川崎汽など売られる、世界景気減速懸念で海運株が業種別値下がり率トップに

商船三井 <日足> 「株探」多機能チャートより
 商船三井<9104>が3日続落で1月初旬以来の2400円割れとなったほか、川崎汽船<9107>や日本郵船<9101>などの下値模索が続いている。「海運」は業種別騰落率でトップに売り込まれている。中国や欧州だけでなく、米国経済も変調の兆しがみえるなど、世界景気の減速懸念が高まっている。海運業界は世界景気の動向に左右されやすいセクターで、収益環境は向かい風が強い。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数も、前週末時点で続落し約2週間ぶり650を下回っており、足もと見切り売りを誘っている状況だ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

株探からのお知らせ

    日経平均