市場ニュース

戻る
 

【材料】アンリツ、アイレックスなど高い、「MWC」も5G関連人気を後押し

アンリツ <日足> 「株探」多機能チャートより
 アンリツ<6754>が3日ぶり反発に転じたほか、アイレックス<6944>も高値圏で売り物を吸収して買い優勢となるなど5G関連の一角が強い。25日にスペインで開幕した「MWC19バルセロナ」ではスマホメーカー各社や通信各社が、相次いで次世代通信規格5G環境に合わせた製品やサービスを発表している。高速かつ大容量で、多端末同時接続で強みを持つ5Gは、世界が競ってインフラを前倒しで進める状況にあり、東京株式市場でもワールドワイドな投資テーマとして人気化している。そのなか、通信計測器トップのアンリツは、早くから5G時代を見据えた経営戦略を進めており、関連株の筆頭として注目度が高かったが、1月30日に5G関連の売り上げが会社側想定を上回っていることを理由に19年3月期の業績予想を上方修正しており、一気に株価水準を切り上げる展開となった。また、システム開発を手掛けるアイレックスは、通信コア技術に強くNECグループ向けで高い実績を持つことで5Gに絡む収益機会の拡大が期待されている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

株探からのお知らせ

    日経平均