【特集】「クラウドソーシング」が26位にランク、働き方改革関連法案の4月施行で更なる成長を期待<注目テーマ>
クラウドW <日足> 「株探」多機能チャートより
1 5G
2 iPS細胞
3 人工知能
4 キャッシュレス決済
5 バイオテクノロジー関連
6 遠隔医療
7 サイバーセキュリティ
8 半導体
9 再生医療
10 半導体製造装置
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「クラウドソーシング」が26位となっている。
クラウドソーシング は、群衆(crowd)と業務委託(sourcing)を組み合わせた造語で、インターネット上の専門サイトなどを通じて、不特定多数の人に業務を委託する仕組みのこと。委託する業務の内容は、アプリ開発やホームページ制作、デザイン、ライティング(文章執筆)など個人的スキルに基づくものが多い。
ワーク・ライフ・バランスが意識されるとともに、より柔軟な働き方を求める個人と、従来の枠にとらわれないかたちで人材活用を進めたい企業とのマッチングニーズが高まっている。例えば、クラウドワークス<3900>グループ全体の18年12月末時点のワーカー数は250万人(17年12月末比43.7%増)、クライアント数は30万9000社(同41.1%増)に拡大。働き方改革関連法案が4月に施行されることもあり、クラウドソーシング市場は更なる成長が見込まれている。
関連銘柄としては、クラウドワークスが「CrowdWorks」や「Crowdtech」、リアルワールド<3691>が「CROWD」、うるる<3979>が「shufti(シュフティ)」、パソナグループ<2168>は「JOB HUB」の名称でサービスを展開。ソーシャルワイヤー<3929>はクラウドソーシングの手法を用いた高品質翻訳サービス「TRANSMART(トランスマート)」を運営している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)