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【特集】スリープロ Research Memo(7):新商号「ギグワークス株式会社」へ。東証一部指定替えへ形式基準整う

スリープロ <日足> 「株探」多機能チャートより

■トピック

1. 新商号「ギグワークス株式会社」へ
スリープログループ<2375>は、多彩な人材と多様な働き方が新しい価値を生み出す「ギグ・エコノミーのプラットフォーマー」としての戦略を明確にしていくことから、商号を「スリープログループ株式会社」から「ギグワークス株式会社」へ変更する。

ギグ・エコノミーとは、インターネット等を通じて単発・短期の仕事を受注する働き方やそれによって成立する経済活動のこと。同社は創業時のサービスであるパソコンの家庭教師以来、知識・時間・スキル・経験を活かして「必要な時に必要なだけ働ける」環境を提供してきた。現在では全国に10万人を超える個人およびフリーランス(個人事業主)が、時間や場所に縛られることなく快適に働いており、まさにギグ・エコノミーのプラットフォームを運営する。また、連結子会社アセットデザインは、起業家やフリーランスを対象に「必要な時に、必要な分だけ使う(借りる)」をテーマとしたコワーキングスペース(シェアオフィス)を提供する。

シェアリング・エコノミーは、市民権を得た感があるが、ギグ・エコノミーはまだ知名度が低い。社名変更を契機に、ギグ・エコノミーをけん引する中核企業として更なる飛躍を目指す。新商号への変更は2019年8月1日の予定である。

2. 東証1部指定替えに向けた準備
同社は、2015年以来東証2部に上場しているが、条件が整い次第、早期に東証1部へ指定替えをしたい考えを示してきた。2018年10月期を終えて、懸案であった株主数もほぼ基準を満たし、形式基準は整った。今後は、社内体制のさらなる強化を図り、東証1部昇格に向けた最終準備に入る。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

《RF》

 提供:フィスコ

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